エルム(カルボナーラ,ピラフミート,名物オヤジ)@早稲田 - 高田馬場B級グルメ

エルムの紹介

エルムの店舗外観

エルムは早稲田の洋食屋である。エルムが伝説の洋食屋になった理由は三つある。

第一に「カルボ」である。カルボとはメニューにあるカルボナーラの略だが、店主も常連客もカルボと呼ぶ。カルボは、炒めたベーコンにクリーミーなパスタソースのカルボナーラではない。ベーコン、タマネギ等と一緒にパスタを塩で炒め、粉チーズをかけただけのものだ。カルボナーラなのにカルボナーラではないカルボが理由の一つだ。

第二に「大盛」である。+100円の大盛で量が二倍になる。量はエルム最大の魅力である。そのなかでも最重量級メニューはピラフミート大盛である。

そして第三に「」である。これこそが最大の理由だ。

暗黙の掟ではない。カウンターに「エルムの掟」として貼られている。「出来るだけ1グループ同一の注文」である。掟を守らないグループは店主に怒られる。都市伝説ではない。本当に怒られるのだ。なお、掟は時に拡大解釈される。一人客が個々に入店したときでも別のメニューを注文すると、同じメニューにするように店主から逆に注文されるのだ。

店舗移転前の常連は語る。

衝撃だったのが「エルムの掟」という説明文。ついにあの暗黙の了解だった「グループ同一の注文」が明文化されていただけでなく、あれだけ客がやると怒られていた水汲みがセルフサービスになってるェ……。しかも注文を聞いてくれるまでじっとまってたら、周りのお客さんが次々に自分から注文してる……。

早稲田には名物店主が多い。その筆頭がエルムの店主である。閉店してしまったが珍味の店主といい勝負だろう。いもやのご夫婦、がんこラーメンの店主は、エルム、珍味の店主とは路線が違って、礼儀を重んじるがゆえに客を叱る。しかも滅多なことでは怒らない。エルムの店主が怒るのは、多分、一人で調理して片付けて、面倒な客や注文が入って限界がくるからだ。もうきっと疲れて限界なのだ。仕方がない。

エルムを訪れる者は何よりもまずご高齢の店主を労らなければならない。だって、ずっとエルムで食べ続けたいじゃないか、ねぇ?

エルムの看板

エルムの店舗外観

店舗移転直後、エルムの看板にある「エルム」の三文字は手書き風の字体だった。確かに独特な字体である。

看板に近寄って確認した人がいた。手書き風の字体ではなかったらしい。マジックで「エルム」の三文字を実際に手書きしていたのだった。

品名価格
ミートソース400円
ナポリタン
カルボナーラ480円
ピラフミート550円
品名価格
ポークカレー400円
ドライカレー450円
オムライス480円
ハンバーグ(ピラフ付き)650円
ポークしょうが焼き(ピラフ付き)

大盛は+100円で量が二倍、全品サラダ、スープ付。

店舗

営業時間

謎。

住所

新宿区西早稲田1-9

グランド坂下南側。


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エルムへの訪問履歴

2011年11月12日カルボナーラ大盛

エルムのカルボナーラ大盛

エルムはグランド坂通り沿いにある小さな洋食屋だ。大隈通り商店街と交差する近くだ。早稲田キャンパスに通う早稲田大学の学生ならば誰もが一度は名前を耳にする超有名店である。

2011年11月12日にエルムでカルボナーラ大盛を食べた。480円+100円だ。

「カルボ」である。カルボとはメニューにあるカルボナーラの略だが、店主も常連客もカルボと呼ぶ。カルボは、炒めたベーコンにクリーミーなパスタソースのカルボナーラではない。ベーコン、タマネギ、玉子、極少量のピーマンと茹で置かれた太いパスタを塩で炒め、粉チーズをかけただけのものだ。カルボナーラではなく、あくまでもカルボなのである。サウザンドドレッシングのかけられたキャベツの千切りが添えられ、別にスープもつく。

大盛は通常と比べて量が二倍になる。

店主のオヤジは元気そうだった。何かの歌かメロディーかを小声で口ずさみながら調理していた。

フォークだけだと少し食べづらかったので、カウンターのスプーンを取ろうとしたけれども、一瞬迷ってから、やっぱりやめた。オヤジの洗い物を一つ増やすことになる。

2012年02月25日ナポリタン大盛

エルムのナポリタン大盛

エルムは早稲田のグランド坂下にある小さな洋食屋だ。早稲田キャンパスに通う早大生ならば誰もが一度は名前を耳にする超有名店である。

2012年2月25日にエルムでナポリタン大盛を食べた。400円+100円だ。スープは付くがサラダは付かない。

ロメスパである。あらかじめ茹で置きされたスパゲッティを注文が入ったのに合わせて炒めてから提供する。スパゲッティを茹でる待ち時間がない。注文されたスパゲッティに素早く応えることができる。路麺の特徴である「早い」をまさにスパゲッティで体現している。

また、スパゲッティは極太である。茹で置きに耐えられるスパゲッティは極太のスパゲットーニだ。茹で置きが前提とされる時点でアルデンテとは無縁の世界である。そしてこの極太スパゲッティこそが「昔、喫茶店で食べた懐かしいスパゲッティ」だったりする。

業務用のトマトピューレがスパゲッティを炒めるときに投入される。容赦ない量が投入される。トマトの果汁が皿にかなり残るぐらいの量だ。全てが濃厚なトマト味に染まる。具は、輪切りのニンジンと、タマネギ、ベーコン、極少量のピーマンだ。ニンジンの存在感が印象的だ。

そして、大盛は通常と比べて量が二倍になる。スパゲッティの量も味のうちである。茹で立てパスタにもし味で敵わないとするならば量で勝負である。時間の経過に強い極太スパゲッティならではの荒業だ。

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エルムへの愛を感じる。自称エルムの主もしくはエルムの猛者学部から通算して300回はエルムの飯を食っている。オヤジの心を私ほど掴んでいる男はいまいとのこと。
作者:馬場飯
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