牛丼の歴史(牛鍋,かめちゃぶ,牛丼誕生) - 牛丼グルメ

牛丼の歴史

牛丼発祥

牛丼は牛鍋に由来する。牛鍋は現在のすき焼きにあたるが、この牛鍋を丼にしたのが牛丼の起源である。

牛鍋屋は1862年に横浜の居酒屋「伊勢熊」が店の半分を牛鍋屋にして開業したのが起源である。

当時の牛鍋には、現在のすきやきとは違って、豆腐や白滝といった具は入っていなかった。(中略)具は牛肉とネギのみ。そして、味つけは肉の臭みを消すために味噌ダレを用いていたのだった。

当時の牛鍋は、煮汁の滲みた豆腐やシラタキは入っておらず、具は牛肉とネギのみで、味つけは味噌だった。

朝日新聞のデータベースで検索してみると、「牛飯」という言葉が1890(明治23)~1900(明治33)年の10年間で5件、ヒットした。

牛丼屋は、牛鍋屋の誕生から30年近くが経過した後の1890年代には遅くとも誕生していたようだ。当時の牛丼は、きっと牛鍋に合わせて、牛肉とネギの味噌煮込みの丼飯だったに違いない。

なお、当時の牛丼は「牛めし」「かめちゃぶ」と呼ばれていた。いわゆる「牛丼」の名付け親は吉野家創業者の松田栄吉らしい。吉野家が中央区日本橋の魚市場で創業した1899年がいわゆる「牛丼」の誕生年にも当たることになる。

牛丼の味つけが、味噌から醤油に変わったのは、関東大震災後に関西風のすき焼きが関東に伝わってからのことのようだ。

かめちゃぶ

かめちゃぼという牛鍋屋があった。かめちゃぼには新橋駅ガード下にも支店があって、それが牛丼専門店だった。なんどき屋、牛めしげんきと店名を変更しつつも、2010年6月26日に閉店した。

「かめちゃぼ」という店名はもちろん「かめちゃぶ」に由来するが、このかめちゃぼの店名の起源が「犬」と「めし」にあるという記事を見つけた。

「かめちゃぼ」の「かめ」とは、実は洋犬の事をさす。つまり外国から入って来た犬、外国人が飼っていた犬の呼び名なのだ。 なぜ、犬が「かめ」なのか、それはつまり、呼び名から来ている。 英語で犬を呼ぶとき何と呼ぶか「カム・オン」である。これを発音すると日本人には「カメン!」と聞こえる。 「カメン!」と呼ぶと犬が来る、そうか、外国では犬のことを「カメ」と呼ぶのか、というわけである。

では「ちゃぼ」とは何だろう? これは正確には「ちゃぶ」といい「めし」のことである。 いわゆる「ちゃぶ台」のちゃぶ、であり、ちゃぶ、という音から転じて「汁かけ飯」の事を指す単語になったと言われている。 「かめちゃぼ」とは「外人が飼っている犬が食うような牛肉を煮た物をかけた汁かけ飯」という意味なのである。

なお、「かめちゃぼ」の「ちゃぼ」には別の見解もあるようだ。

諸説あるが、“ちゃぶ台”の略 もしくは外国人の簡易食堂“チョップハウス”の略だそうだ 要は「ちゃぼ=めし」らしい

かもちゃぶの「かめ」とは外国人の犬を呼ぶときの「Come on!」に由来して「犬」を指し、「ちゃぶ」とはちゃぶ台もしくは外国人の簡易食堂チョップハウスに由来して「めし」を指す。かもちゃぶとは、外国の犬が食べるような牛肉煮の汁かけめしという意味なのである。

作者:馬場飯
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