牛丼太郎(最安価格の牛丼、それが牛太のジャスティス) - 牛丼グルメ

速報である。牛丼太郎が全滅したらしい。

『めしばな刑事タチバナ』をコンビニで立ち読みしたら、この話題が取り上げられていた。

最初に中野店が、続けて野方店が閉店した。蓮沼店は改装中との貼紙があったが、先日、目の前を通ったら、貸出店舗が募集されていた。西新宿店は閉店の瞬間さえ知らなかった。

しかし、先日、代々木店で食べたばかりなのだ。牛丼セットにお新香である。ここ数日の間に閉店してしまったのか。

どうやら違うらしい。店名が変更されたようなのだ。牛丼太郎ではなく、丼太郎である。

タチバナが推測するに、閉店ラッシュで経営が別会社に代わったので、店名を変更したのではないか。確かにありえる。

現時点で、代々木店と茗荷谷店が丼太郎となって、再出発している。

牛丼太郎の紹介

牛丼太郎の看板

牛丼太郎は都内に5店舗を展開する牛丼チェーン店だ。株式会社深澤の経営である。

なぜあなたは牛丼太郎で食べないのか?

行動範囲内に牛丼太郎の店舗がないのかもしれない。それは仕方がない。仮に牛丼太郎が沖縄だけに特化した牛丼チェーン店だったら自分も行かない。でも、仮に少しだけ行動範囲を広げるだけで牛丼太郎に行けるのだとしたら、牛丼太郎を経験したほうがいい。牛丼太郎の店舗数は減少傾向にある。何かの間違いで全店舗が閉店してしまう可能性だってあるのだ。まだ牛丼太郎を経験したことがないのだったら、少なくとも二度は通ってみたほうがいい。それから牛丼太郎に通い続けるなり、もう二度と行かないと誓えばいいのだ。

安かろう悪かろうという印象があるのかもしれない。それは間違いだ。常に大手牛丼チェーン店に対抗して、真っ向から価格でも勝負してきた牛丼太郎だが、2012年初頭の今となっては、その魅力に陰りが出はじめている。もちろん10円のお新香がある限り、お得感で牛丼太郎が他店に負けることなどありはしないが、その差は縮まっている。確かに残念ではある。しかし牛丼太郎は悪くないではないか。安いから悪いのではない。安いのに美味いじゃないか。好みは人それぞれだが、やっぱり牛丼太郎でなければならないという方々が大勢いて何ら不思議はない。

馴染みがないから利用しづらいということもあるのかもしれない。残念だ。残念すぎる。牛丼太郎という響きだけで胸トキメク人も世の中にはいるというのに、馴染みがないというのはとても残念な状況である。こうして駄文を連ねて、牛丼太郎を馴染みある店にしていきたいと考えていたりする。そして、あなたも偶然この駄文を読んでしまった。もう馴染みがないなんて考えないで欲しい。牛丼太郎の魅力をぜひ確認してもらいたい。

BSE(牛海綿状脳症)問題に対して牛丼太郎は?

めしばな刑事タチバナ』でタチバナは昔を語る。各チェーン店で牛肉を確保できずに牛丼を中止した時期……“牛太”はわざわざ最安値の250円で牛丼を出し続けていた。タチバナはその牛丼の味に違和感を覚えはじめるが、そんなとき店内の貼り紙を見つける。当店の牛丼には豚肉も使用しています

タチバナは結論づける。豚を混ぜてでも安く牛丼を提供し続けることを最優先する……というのが 牛太流のジャスティスなんだな

そして微笑む。でも俺たちは文句など一つもなかったね 逆に爽快だった

当時の様子をビビッドに伝えるブログ記事がある。

その日、「キョカラ、ブタギュ丼ニなりますケド」という言葉を聞くまでは。

「ブタギュ丼」が「豚牛丼」のことを指しているのだと気付くのにそう時間はかからなかった。目の前にその旨をお知らせする、手書きの張り紙があったからだ。

いつもはあえてキチンと見ないようにしている牛丼太郎の店内。汚いのだ。

よく見るとそこには張り紙の数々。元々異様だけどさらに異様だ。高円寺の格安飲食店では店内のディティールを凝視するのは御法度とされているのだが、その日の俺はそれをも忘れ神経を集中して張り紙を読んだ。

「しばらくの間、牛丼には豚肉をまぜています」

混ぜよったわい・・・

想いは錯綜するのかもしれないけれども、ただ信じられそうなことがある。それこそが牛丼太郎のジャスティスだ。

牛丼太郎のお新香は10円?

牛丼太郎 お新香

牛丼太郎のお新香はサービス価格で10円だ。全店舗でサービス価格なのかは確認していないが、少なくとも代々木店と茗荷谷店と西新宿店では10円だった。

牛丼太郎のお新香は、普通の白菜漬けだった。細かく刻まれている。浅漬なのだろうけれども塩は効いており、鷹の爪の輪切りも入っていた。

牛丼に合わせても美味いだろうが、納豆丼との組合せでは威力を発揮する。納豆を食べ終えたあとに、ご飯のおかずとして食べることもできるし、納豆に混ぜあわせることでパリパリとした歯ざわりが加わって、これはかなり美味い。

このお新香は100円ではない。50円でもない。10円だ。ありえない。

めしばな刑事タチバナ』でタチバナは語る。……俺は券売機でお新香10円のボタンを見る度 喜ぶより前に少しギョッとする “正しくて 激しい”が牛太流のサービスだ

正しい。これが牛太のジャスティスだ。激しい。その激しさに痛みさえ覚える。しかし、これが牛太のジャスティスなのだ。

牛丼
牛丼太郎 牛丼
牛丼太郎の牛丼は通常でも250円だ。しかし牛肉もタマネギもライスも量が少ないということはない。安かろう悪かろうでは決してない。味つけは淡白で甘味が強めだ。醤油の塩辛さを減らすことで、味醂や砂糖の甘味が強調されているのだと思う。牛丼なので牛の脂はしっかりと感じる。味つけがあっさりで、脂はこってりである。何だか安心感のある味わいである。
牛丼セット
牛丼太郎 牛丼セット
牛丼太郎の牛丼セットは牛丼+サラダ+味噌汁のセットだ。玉子とのセットではない。
納豆丼
牛丼太郎 納豆丼
牛丼太郎の納豆丼は、粒が大きめのたっぷりの納豆に刻み海苔と少量の刻みネギが加えられた丼飯だ。納豆は醤油でかなり濃いめの味つけがされており、ご飯がすすむ。美味い。
納豆奴セット
納豆丼+冷奴+味噌汁。
カレー
カレー。
牛カレー
牛肉のせカレー。
牛皿定食
ライス+牛皿+生玉子+サラダ+味噌汁。
やっこ定食
ライス+牛皿+キムチ+冷奴+味噌汁。
玉子かけご飯定食
ライス+生玉子+お新香+サラダ+味噌汁。

牛丼太郎の店舗

野方店
牛丼太郎野方店の店舗外観
住所:中野区野方5-30-19
営業時間:10:00から25:00
茗荷谷店
牛丼太郎茗荷谷店の店舗外観
住所:文京区小日向4-5-9
営業時間:平日は24時間営業。土曜日21:00から日曜日9:00まで閉店。
西新宿店
牛丼太郎西新宿店の店舗外観
住所:新宿区西新宿5-10-14
営業時間:24時間営業
蓮沼店
住所:板橋区蓮沼町7-10
営業時間:24時間営業
代々木店
牛丼太郎代々木店の店舗外観
住所:渋谷区千駄ヶ谷5-20-16
営業時間:平日8:00から23:00。土曜日10:00から22:00。日曜日・祝日10:00から20:00。
【閉店】中野店
2011年12月25日閉店
住所:中野区中野5-65-6
営業時間:24時間営業

牛丼太郎への訪問履歴

2012年02月04日牛丼セット(並)

牛丼太郎の牛丼セット

2012年2月4日に牛丼太郎の代々木店で牛丼セット(並)を食べた。300円だ。今月のセール商品!である。

牛丼太郎の牛丼セットは、牛丼と味噌汁にサラダのセットだ。300円は安すぎる。

牛丼太郎の牛丼は単品だと250円だ。牛肉もタマネギもライスも量が少ないということはない。味つけは淡白である。何だか安心感のある味わいだ。目の前の大鍋でおじさんが煮込んでいる。おばさんは接客担当だ。ハキハキとした高音の声が店内に響く。おじさんとおばさんの連携が心地良い。たとえ仮に二人が結婚していてしかも離婚間近の関係だったとしても、店での二人からはそんな様子は窺えない。実際のところ仲が良いのか悪いのかは分からないけれども、何だか二人の合いの手を聞いているだけで気持ちがいい。

牛丼太郎の味噌汁は出汁の弱い味噌汁だった。残念である。やや薄めでもあるかもしれない。量はたっぷりめだ。合わせ味噌なんだろうけれども、妙に白っぽい。などと思いながら食べていたら、具が何だったかは忘れてしまった。豆腐とかは入っていなかった。油揚げの千切りとかだったかもしれない。

牛丼太郎のサラダはキャベツ、ニンジン、コーンのサラダだった。キャベツのシャキシャキ感が半端ない。シャキシャキというよりもゴワゴワといった感覚に近いぐらいだ。ドレッシングはあらかじめかけられていた。薄茶色のドレッシングだったけれども、ごまドレッシングではなく洋風ドレッシングだった。量は松屋の生野菜には及ばないものの、しっかりと食べ応えがあった。

牛丼の味つけが淡白だったので、紅生姜と七味唐辛子も試してみた。

牛丼太郎の紅生姜には驚かされた。手作り感の溢れる紅生姜だったのだ。生姜が細く短めに千切りされていて、梅酢に漬けられている。漬かり具合は浅い。生姜には歯応えがかなり残っていて、良いアクセントになる。面白い。素晴らしく美味いというわけではないのだけれども、何だか口直しにとても落ち着く紅生姜だ。

牛丼太郎の七味唐辛子は風味豊かだがそこそこ辛い唐辛子だった。吉野家の七味唐辛子が風味重視で、松屋の七味唐辛子が辛さ重視だとすれば、牛丼太郎の七味唐辛子はやや吉野家寄りのバランスのとれたものだった。

2012年02月05日納豆丼(並)+お新香

牛丼太郎の納豆丼とお新香

2012年2月5日に牛丼太郎の茗荷谷店で納豆丼(並)と味噌汁、お新香を食べた。200円+0円+10円だ。納豆丼はタイムセール!をしていた。午前11時までは250円が200円になる。

牛丼太郎の納豆丼とは、粒が大きめのたっぷりの納豆に刻み海苔と少量の刻みネギが加えられた丼飯だ。納豆は醤油でかなり濃いめの味つけがされており、ご飯がすすむ。美味い。

牛丼太郎の味噌汁は出汁の弱い味噌汁だ。薄めだが量はたっぷりめである。妙に白い。具はワカメと刻みネギだった。こちらは残念な味噌汁だ。

そして、牛丼太郎のお新香だが、普通の白菜漬けだった。細かく刻まれている。浅漬なのだろうけれども塩は効いており、鷹の爪の輪切りも入っていた。10円で販売されている。二皿まで注文でき、券売機でもカウンターでも購入できる。ありえない価格設定だ。

朝から牛丼太郎だ。券売機で納豆丼の食券を購入して適当な席に腰掛ける。牛丼太郎の代々木店は立ち食いスタイルだが、代々木店以外の店舗では座って食べられる。茗荷谷店は全てカウンター席だった。

冷たいお茶が運ばれる。水ではない。お茶だ。食券を渡した後に、追加で10円硬貨も渡す。お新香を追加注文してみた。卓上には醤油と七味唐辛子のほかに紅生姜もあるが、10円ならばお新香も試したい。

納豆丼である。

味つけは濃いめだ。醤油を垂らす必要はない。粘り気は少なめだ。糸が引くまで掻きまわすこともできるが、そのままで食べた。美味い。ネギが嬉しい。一気に食べ終えてしまいそうになりつつも、途中でお新香を納豆に混ぜて食べる。これもいい。美味い。柔らかい納豆とご飯にお新香のパリパリとした歯ざわりが合う。次は少量の七味唐辛子を納豆にふりかける。少量にもかかわらず、納豆の香りに負けず、しっかりと七味唐辛子が香る。これもよかった。辛味も加わって楽しい。最後は少しだけ残したご飯をお新香や卓上の紅生姜で食べ尽くす。口直しだ。さっぱりとする。

味噌汁には七味唐辛子を少しだけふりかけてから飲み干す。これで薄さがカバーできる。

かなり満足だ。210円の朝食である。満腹にはならないが、少なすぎるということもない。

2012年02月11日牛丼(並)

牛丼太郎の牛丼 牛丼太郎の味噌汁

2012年2月11日に牛丼太郎の西新宿店で牛丼(並)と味噌汁を食べた。200円+0円だ。

牛丼太郎の牛丼(並)200円は期間限定セールで、2012年2月9日から17日までである。松屋牛めし(並)240円も期間限定セールで、2012年2月9日から16日までである。牛丼太郎のほうが40円安くて、期間も1日長い。

牛丼太郎の牛丼は通常でも250円だ。牛肉もタマネギもライスも量が少ないということはない。味つけは淡白で甘味が強めだ。何だか安心感のある味わいである。味噌汁は出汁があまり効いておらず、味噌も薄めではあるが、量はたっぷりとしている。具はワカメと刻みネギだ。

最近傑作だと思った漫画が『めしばな刑事タチバナ』なのだが、牛丼太郎も題材として取り上げられていた。

大手牛丼チェーン店の牛丼が濃い味つけになっているのに対して、牛丼太郎は、あっさり系を死守する牛丼太郎のすばらしさ こんなにうまかったかと思わず声をあげたねと評価されている。

あっさり系というのは、醤油の塩辛さを減らすことで、味醂や砂糖の甘味が強調された味つけのことなんだと思う。牛丼なので牛の脂はしっかりと感じる。味つけがあっさりで、脂はこってりといったところだろう。

いずれにせよ、牛丼太郎の牛丼は、低価格であることまで考慮に入れたら、質も量も驚くほど素晴らしく、とにかく普通に美味いのだ。

2012年02月13日牛丼(並)+お新香

牛丼太郎の牛丼とお新香

2012年2月13日に牛丼太郎で牛丼(並)と味噌汁、お新香を食べた。200円+0円+10円だ。

牛丼太郎の牛丼(並)200円は期間限定セールで2012年2月9日から17日までである。松屋に対抗した値引きセールだ。牛丼太郎のほうが40円安くて、期間も1日長い。

牛丼太郎の牛丼は通常でも250円だ。牛肉もタマネギもライスも量が少ないということはない。醤油の塩辛さを減らし、味醂や砂糖の甘味が強調された味つけだが、牛の脂はしっかりと感じる。何だか安心感のある味わいである。味噌汁は出汁があまり効いておらず、味噌も薄めではあるが、量はたっぷりとしている。具はワカメと刻みネギだ。

そして、牛丼太郎のお新香だが、普通の白菜漬けだった。細かく刻まれている。浅漬なのだろうけれども塩は効いており、鷹の爪の輪切りも入っていた。10円で販売されている。二皿まで注文できる。ありえない価格設定だ。

このお新香は100円ではない。50円でもない。10円だ。ありえないのだ。

めしばな刑事タチバナ』でタチバナは語る。……俺は券売機でお新香10円のボタンを見る度 喜ぶより前に少しギョッとする “正しくて 激しい”が牛太流のサービスだ

正しい。これが牛太のジャスティスだ。激しい。その激しさに痛みさえ覚える。しかし、これが牛太のジャスティスなのだ。

2012年05月は牛丼太郎で納豆丼が200円、温玉カレー290円

牛丼太郎西新宿店 牛丼太郎代々木店

2012年5月は牛丼太郎西新宿店で納豆丼(並)が200円、温玉カレー(並)が290円、温玉カレー(大盛)が390円だったようだ。納豆丼は期間限定特別セール!で、温玉カレーは今月のセール商品!ということらしい。

しかし、牛丼太郎代々木店では今月のセール商品!として温玉カレーだけではなく、牛カレー(並)380円と牛カレー(大盛)480円も店頭に掲げられていた。店舗によって微妙な違いがあるようだ。

作者:馬場飯
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