かめや(思い出横丁にある元祖天玉そばの店) - 東京立ち食いそば

かめやの紹介

かめやの店舗に掲げられたメニュー

かめやとは都内に6店舗を展開する立ち食いそばチェーン店だ。老舗屋の龜屋一睡亭による経営である。

元祖天玉そばが売り文句だ。

かめやは天玉そば発祥の店ではないようだ。天ぷらも玉子もそばも歴史が長いのに、かめやが天玉そばの元祖だとは信じられなかった。

かめやはどうやら天玉そばの玉子を生玉子ではなく温泉玉子で提供した最初の店のようだ。元祖天玉そばとは、玉子が生玉子ではなく温泉玉子の天玉そばのことを指すのである。

かめやといえば「天玉そば」という印象があった。しかし、かめやといえば「温泉玉子」と連想したほうが実態に即しているようだ。

新宿駅西口思い出横丁 新宿駅西口思い出横丁

かめやの店舗外観

かめや新宿店は新宿駅西口思い出横丁にある。角地なのだけれども、店舗の二辺は壁も扉もなく、L字型にカウンター席が並ぶ。屋台みたいである。

券売機はない。給水機はL字型カウンター席の「L」字の右下隅に設置されている。セルフサービスだ。

水を汲んで適当な席に腰掛けてから、カウンターの向かう側の店員に注文する。後払い制ではなく前払い制なので、注文したら代金を準備しておくとよい。注文品と交換で店員に代金を支払うことになる。

温かいそば・うどん価格冷たいそば・うどん価格
かけ230円もり230円
ざる300円
たぬき280円冷やしたぬき380円
玉子
とろろ昆布290円
わかめ
きつね冷やしきつね380円
天ぷら330円天もり330円
元祖 天玉380円元祖 冷やし天玉380円

かめやへの訪問履歴

2012年02月11日もりそば

かめやのもりそば

2012年2月11日にかめや新宿店でもりそばを食べた。230円だ。

かめや新宿店は思い出横丁にある。思い出横丁内の角地だ。L字型カウンター席は思い出横丁に晒されている。壁がない。

カウンター席が空くのを数人が待っている。整然と並んでいるわけではない。何となく散り散りに並んでいる。少し困りつつも、何となくその待ち人たちに混じった。

目の前の席が空いたので、腰掛ける。頭上のメニューを眺める。多分、かめやで今までそばを食べたことはない。初めてのかめやだ。天玉そばと最後まで迷いながらも、もりそばに決める。初めてのかめやで天玉そばを食べない人は珍しい部類に入るのかもしれない。

水を出されるタイミングで注文しようかと待ち構えていたら、水がもらえない。とりあえず声をかけて、もりそばを注文してみる。

その後、気づいた。給水機があるのだ。L字型カウンター席の右下箇所だ。水はセルフサービスらしい。いったん離席して、水を取ってくる。何だか変な按配だ。

そばは茹で置きされていた。回転率が良さそうなので長時間ということはないだろう。生そばらしい。まもなくして出される。

そばは太めで色はやや濃いめだ。ネギとワサビの小皿で蓋をされたそばつゆが添えられる。そば湯も朱色のポットで出された。ネギをそばつゆに少量入れる。

食べる。そばが太い。細いそばをツルツルッと啜るのとは違う。太いそばなのでズルルッと啜る。太い。たっぷり箸で摘むと、それをそばつゆに浸して啜るという感じではなくなる。そばつゆに浸したあとに、まとめて頬張って食べてしまえるような太さだ。そばを啜るのではない。そばの塊を頬張るのだ。

そばには弾力があった。かけではなく、もりで食べているのだ。そばのコシは楽しみたい。茹で立て直後だったらさらに美味かったかもしれない。

ネギをそばつゆに全部入れてから食べる。そばにワサビをのせてから食べる。悪くない。

最後にポットのそば湯をそばつゆに注いでから飲む。小諸そばの二枚もりのそばつゆが湯のみだとすると、かめやはぐい呑みだ。たっぷりのそば湯で締めるのが癖になっているので、これは残念だった。

量が少ない。ただのもりそばだけでは腹は満たされなかった。つゆのたっぷりとしたかけそばか、もり大盛か、天ぷら一品追加かで、ちょうど腹は満たされるのかもしれない。

2012年03月23日冷やし天玉そば

かめやの冷やし天玉そば

2012年3月23日にかめや新宿店で冷やし天玉そばを食べた。

本当は冷やし天ぷらそばネギ多めを注文する予定だった。しかし玉子抜きもネギ多めも伝えられず、普通の冷やし天玉そばになった。天ぷらをボキボキと砕いてから投入するのがありがたい。そばつゆを出してくれるのもありがたい。悔やまれるのはやっぱり玉子だった。天ぷらだけで満足できてしまうので味わい方が難しい。

次回こそは冷やし天ぷらそばネギ多めで大満足の予定である。

2012年04月24日冷やし天ぷらそばネギ多め

かめやの冷やし天ぷらそばネギ多め

2012年4月24日にかめや新宿店で冷やし天ぷらそばネギ多めを食べた。

メニューに「冷やし天ぷらそば」も「ネギ多め」もない。しかし注文すれば受付してもらえる。

そばは生そばである。小諸そばゆで太郎のように細いそばではない。富士そばのそばよりも太い。色は濃いめである。食べ応えのあるそばだ。啜って楽しむそばではなく、よく噛んで楽しむそばである。弾力も感じられる。これはこれで悪くない。

かき揚げは真っ二つに砕かれて、そばの上に置かれていた。食べやすいように配慮してくれたのだろう。ありがたい。大量に揚げ置きされているかき揚げを厨房内で見かけているのだけれども、サクサクとした歯応えのあるかき揚げだった。コロモは厚めである。タマネギなどの具よりも小麦粉のコロモの印象が残るかき揚げである。決して美味くはないのだけれども、悪くもない。

かき揚げを齧って、直ぐに続けてそばを食べる。そばの量と比べて、かき揚げが巨大なので、かき揚げを多めにしながら食べるのだが、結構、美味い。ワサビは途中でアクセントに使う。つゆに浸らないように注意しながらそばと一緒に食べる。食べ尽くす。

最後はそば湯である。もりそばではなく、冷かけそばなのに、そば湯が朱色の湯桶で出されている。これが楽しみだ。多めに盛られたネギを最後まで残しておいた。そば湯を注いで七味唐辛子を極少量だけふりかける。飲み干す。満腹だ。

作者:馬場飯
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