らーめん かんた(東京で食べる都飯店の四川ラーメン) - 高田馬場B級グルメ

2012年10月7日には既に閉店していた。

店舗外観

2011年10月5日創業。つけ麺ざざざの居抜き物件でオープンした。店主はかんた氏だ。

京都発祥の旨辛いラーメンをインスパイアしたとのことだが、京都発祥の旨辛ラーメンとは都飯店のことだ。店主さん、元々本店の常連で、この味に惚れ込んでいつしか作り手になったとか*。都飯店は今も昔も都飯店だが、四川ラーメンのブランドで数多くの支店を擁すFCチェーンも持っている*らしい。もしかしたら、らーめん かんたもそのFCチェーンの一角を担っているのかもしれない。2011年10月時点で、都飯店では四川ラーメンは500円、ランチにはチャーハンとセットで600円だ。みそじろうからじろう地獄の坦々つけめんを新名物としている。

食券制ではなく後払い*らしい。席には、グラスとウェットティッシュがセッティング済み。お冷は、カウンターのウォーターポットからセルフで。*

卓上調味料はレモン汁、揚げ玉、胡椒に、銀の蓋付き容器が魔法の唐辛子*のようだ。魔法の唐辛子は、胡麻が入っており、これを入れると、急激に担々麺風になる*らしい。レモン汁は辛味を和らげ、揚げ玉は油分をスープに補うことでコクを増す。

ちなみに、FacebookやTwitterに、早速、らーめん かんたでアカウントを取得しているようだ。

メニュー(価格)

品名価格
いつものらーめん550円
いつものちゃーしゅーめん750円
チャーハン450円
チャーハンセット(並)850円
チャーハンセット(小)750円
唐揚げセット(ライス付)850円
しょうが焼セット(ライス付)850円
ライスセット(おかわり無料)+100円
替玉+100円
いつものらーめん
いつものらーめんは、麺は自家製の細ストレート麺で量は少なく、スープは鶏がら出汁に豆板醤ダレ、具は肉味噌に加えて、炒めた細切りの白ネギ、モヤシ、白菜等の野菜らしい。
豆板醤の激辛スープは歓迎なのだが、別に激辛という訳でもなさそうだ。
唐揚げ
唐揚げはスパイシー*なのだそうだ。

らーめん かんたの「いつものらーめん」を想像で調理する

2011年10月23日に、らーめん かんたの「いつものらーめん」を想像で調理してみた。

  1. 鶏ムネ挽肉を豆板醤、少量の豆鼓醤、甜麺醤で炒める。
  2. モヤシ、白菜を投入して、炒める。
  3. 鶏がらスープを投入して、煮込む。
  4. 麺を茹でる。
  5. スープに茹で上がった麺を投入して、白ネギ、水菜を飾って完成!

かんたにはまだ行ったことがないので、あくまでも想像だ。

鶏がらスープに豆板醤ならば、豆板醤が味わいを支配するので、誰にでも似たスープができるはずだ。試してみることにする。

冷蔵庫には、昆布出汁とその出汁で煮込まれた一口大の鶏肉がある。豆板醤もある。鶏がらスープの素もある。中華麺もある。東洋水産株式会社のつけ麺専用中華麺だ。大勝軒の山岸一雄氏監修である。立派な太麺だ。野菜はない。

何だかかなり材料が違うが、とりあえず調理する。

  1. 鶏肉入りのスープを温め直して、鶏がらスープの素と豆板醤を入れる。
  2. 麺を茹でて、スープに投入して完成!

不味くはなかった!しかし反省点が三点ほどある。

想像以上に上手にできたので、かんたにはこのまま行かず、自己流で極めてみようかとも思う。そして満足できる味になってから、かんたに行って呟くのだ。「俺の方が美味い!」と。でも、返り討ちにあってみたい気もする。自分の想像や技術の範囲外の何かを堪能してみたい。

店舗

営業時間

11:00から24:00。定休日は不明。

住所

新宿区西早稲田2-11-13 山武ビル1F

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作者:馬場飯