小諸そばの二枚もり(そば大盛,激安の孤高の頂点) - 東京立ち食いそば
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小諸そばの二枚もりとは?
小諸そばの二枚もりとは、もりそば、もりうどんが通常の2倍の麺量になったメニューである。つゆも増量される。せいろが二枚重ねられて出されるなどということはない。
メニュー | そばの量 | うどんの量 | つゆ | 価格 |
---|---|---|---|---|
もり | 1倍 | 1倍 | 普通 | 230円 |
もり+大盛券 | 1.5倍 | 1.3倍 | 普通 | 260円 |
二枚もり | 2倍 | 2倍 | 増量 | 290円 |
二枚もり+大盛券 | 2.5倍 | 2.3倍 | 増量 | 320円 |
二枚もり+超盛券 | 3倍 | 2.6倍 | 増量 | 350円 |
二枚もりの特徴は、つゆの増量と、もりうどんの場合のうどんの急激な増量にある。
「二枚もり」と「もり+超盛券」は同じメニューか?
同じメニューである。
ただし「もり」「超盛券」の食券を購入した場合は、つゆの増量を忘れられてしまったり、うどんの増量が2倍ではなく1.6倍になってしまう危険がある。「二枚もり」の食券を購入するのが安全である。
超盛券があるのに大盛券を2枚購入する理由とは?
超盛券が販売されていなかった時期には、大盛券を2枚購入することで、現在の超盛券と同じ効果が得られていた。今となっては大盛券を2枚購入する必要はない。単に超盛券を購入しさえすればよい。
超盛を超大盛とか超大とか呼ぶのはなぜか?
超盛券が販売されていなかった時期には、大盛券を2枚購入することで、現在の超盛券と同じ効果が得られていた。当時はその呼び名が明確でなかったため、「超大盛」「超大」という別称も普及していたのである。超盛券が券売機に現れたことで、今となっては正式名称が「超盛」なのだと既に判明しているので、「超大盛」「超大」と呼ぶ人はもういなくなっている。
小諸そばの二枚もりは、そばとうどんでどちらがお得か?
小諸そばのお得なメニューに二枚もりがある。60円をプラスするだけで、そばやうどんが二人前になるのだ。
小諸そばでは大盛券を購入するとそばが50%増量される。大盛券は30円なので、もりそば230円+大盛券30円+大盛券30円=二枚もり290円だ。
しかし、うどんのときには50%ではなく30%しか増量されない。大盛券二枚では、もりうどん230円+大盛券30円+大盛券30円=もりうどん60%増量290円となってしまう。もりうどんの二枚もりならば、もりうどん100%増量290円だ。
早速、注文してみよう。うどんが茹で始められた。うどんはそばと違って茹で置きがないので、必ず茹でたてが食べられるのだ。
うどんの真っ白い小山だった。衝撃はあまり受けない。二枚もりそば超大盛が経験済みだったからだろうか。予想通りの外見だ。そばと違ってうどんの二枚もりは見た目がかなり多い。盛りつけるときに店員が一、二本、うどんを床に落としていた。盛りつけられる限界なのかもしれない。
断面が正方形のうどんだ。コシはあるが弱い。大量のネギとわさびに助けられながら食べつくす。満腹だ。
二枚もりは、もりそばよりも、もりうどんのほうが、量だけ考えるとお得感が強い。
小諸そばの超大盛(超盛・超大)とは何か?
小諸そばでは大盛券を購入するとそばが半人前増量される。この大盛券を2枚購入すると、そばの量が超大盛(超盛・超大)となって、一人前増量される。元々の量の2倍だ。なお、3枚購入すれば超超大盛になるかというと、それはできないらしい。最大で2枚までだ。
大盛券が30円で、もりそば230円+大盛券30円+大盛券30円=もりそば超大盛290円=二枚もり290円だ。さらに二枚もり290円+大盛券30円+大盛券30円=二枚もり超大盛350円となる。二枚もり超大盛は、普通のもりそばの3倍の量だ。
早速、注文してみよう。「二枚もり
そばの真っ白い小山だった。衝撃はあまり受けない。二枚もり大盛が経験済みだったからだろうか。予想通りの外見だ。つけ汁の量は二枚もりのときと変わらなかった。最初はつけ汁が足らなくならないように注意しながら食べていたが、途中からはネギをたっぷりとつけ汁に放り込みながら一緒に食べた。つけ汁は十分な量だった。
当然だが、味はいつものもりそばだ。ちなみに今回は美味く仕上がったほうのもりそばではなく、残念に仕上がったほうのもりそばだった。量が増えた分だけ残念感が増す。もっとしっかりと洗ってほしい。
それでも最後は、残ったつけ汁をそば湯で割って、少々のネギを入れてから、少々の柚子胡椒をかけて飲み干すと、何だか満腹で満足してしまうのだった。
小諸そばは大盛券の使い勝手がとてもいい。プラス30円で0.5人前ずつ増量できるので、本当に食べたい量だけを注文できる。ちなみに超大盛はかなり満腹になるので、もう利用することはなさそうだ。
作者:馬場飯