小諸そば日記2011年(二枚もり290円の衝撃,そして饂飩へ) - 東京立ち食いそば
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2011年05月17日冷やしたぬきそば大盛り
小諸そばだ。注文するメニューは冷やしたぬきそばが多いかもしれない。
温かいつゆより冷やしが好みだ。その冷やしのメニューのなかでもつゆが多めで最安なのが冷やしたぬきになる。もりやざるではネギをたくさん入れるとつゆが足りなくなる。冷やしたぬきは天かすがつゆに油を補ってそれが美味いというのではない。だから冷かけがあれば、きっと冷かけを選ぶに違いない。そして小諸そばでは、うどんよりもそばのほうがやっぱり圧倒的に美味い。
確信した。やっぱり最もオススメなメニューは冷やしたぬきそばだ。290円である。
小諸そばの高田馬場店は新宿区高田馬場2-13-3橘ビル1Fで早稲田通り沿い。高田馬場駅から早稲田方向へ徒歩数分だ。
2011年05月24日かき揚げそば大盛り
2011年5月24日にかき揚げそば大盛りを食べた。350円+30円だ。
温かいそばだ。かき揚げの他にかまぼことほうれん草がのっていた。
しかし知らなかった。小諸そばの温かいそばにはコシが感じられないのだ。冷たいそばにはコシがある。美味い。温かいそばも悪くはないが、美味かったという喜びがない。ただのそれなりのそばなのだ。当然ながら温かいそばも美味いと思っていた。残念なことを知ってしまった。
ちなみにかき揚げも食べ応えがなかった。揚げ過ぎのような色合いのかき揚げで、何だかスカスカしている。味もそれなりだ。人参・玉葱・桜海老・春菊・げそをふんだんに使用*しているらしい。タマネギと人参は確かにいた。春菊といわれれば確かにいたかも。桜えびやげそは記憶にない。そばがそれほど美味くなかったことに衝撃を受けた影響なのか、かき揚げの印象もかなりよろしくない。
確信を強めた。やっぱり最もオススメなメニューは冷やしたぬきそばだ。
2011年07月14日二枚もりそば
2011年7月14日に小諸そばで二枚もりを食べた。290円だ。
ところで、ざるそばも290円だ。
誰もが通る道だ。だが、あえて言おう。ざるそばは高いな。
ところで、ミニかき揚げ丼セットは500円だ。単品で注文すると、かき揚げそば350円+ライス100円で450円だ。
一部の人だけが気づく道だ。だが、あえて言おう。ミニかき揚げ丼セットは実は高いな。
2011年07月29日二枚もりそば超大盛り
小諸そばでは大盛券を購入するとそばが半人前増量される。この大盛券を2枚購入すると、そばの量が超大盛(超盛)となって、一人前増量されるらしい。元々の量の2倍だ。ウェブ上に複数証言があるので、都市伝説ではなさそうだ。なお、3枚購入すれば超超大盛になるかというと、それはできないらしい。最大で2枚までだ。
大盛券が30円で、もりそば230円+大盛券30円+大盛券30円=もりそば超大盛290円=二枚もり290円だ。さらに二枚もり290円+大盛券30円+大盛券30円=二枚もり超大盛350円となる。二枚もり超大盛は、普通のもりそばの3倍の量だ。
早速、注文してみよう。「二枚もり
そばの真っ白い小山だった。衝撃はあまり受けない。二枚もり大盛が経験済みだったからだろうか。予想通りの外見だ。つけ汁の量は二枚もりのときと変わらなかった。最初はつけ汁が足らなくならないように注意しながら食べていたが、途中からはネギをたっぷりとつけ汁に放り込みながら一緒に食べた。つけ汁は十分な量だった。
当然だが、味はいつものもりそばだ。ちなみに今回は美味く仕上がったほうのもりそばではなく、残念に仕上がったほうのもりそばだった。量が増えた分だけ残念感が増す。もっとしっかりと洗ってほしい。
それでも最後は、残ったつけ汁をそば湯で割って、少々のネギを入れてから、少々の柚子胡椒をかけて飲み干すと、何だか満腹で満足してしまうのだった。
小諸そばは大盛券の使い勝手がとてもいい。プラス30円で0.5人前ずつ増量できるので、本当に食べたい量だけを注文できる。ちなみに超大盛はかなり満腹になるので、もう利用することはなさそうだ。
2011年08月06日かけうどん
はなまるうどんのかけ(小)そのままを食べた直後に、小諸そばのかけうどんを食べて、どちらが美味いかを確認した。
はなまるうどん
はなまるうどんでは、かけ(小)そのまま105円を注文した。
「小」にしたのは、その後、小諸そばのかけうどんを食べる予定だったこともあるが、はなまるうどんでは、とにかく小を注文することにしている。中を注文するくらいならば、小を二つ注文したい。丼が二つになるので、有料・無料のトッピングの組合せで二種類の味が楽しめるはずだ。「そのまま」にしたのは、何となくだ。本日は熱々のうどんよりも、ぬるめのうどんが食べたかった。具は青ネギだ。セルフサービスでは生姜をたっぷり、天かすを極少量だけのせた。今回はゴマは入れなかった。
はなまるうどんで、お馴染みのかけ(小)そのままを食べる。
うどんはコシがあり、つるっとした口当たりだ。中太で断面は正方形だ。出汁は、煮干し、さば節、昆布、うるめいわし節の一番出汁を使用しているらしい。煮干しの比率が半分以上とのことだ。透明感のある見た目の美しい出汁だ。醤油を入れたくなるが、実際には必要ない。たっぷりの生姜が効いていることもあって、何も追加しなくても、これだけで美味い。
常日頃から同じ感想しかないのだが、105円でこれほど満足させられるなんて奇跡としかいいようがない。
小諸そば
小諸そばでは、食券機でかけ230円を購入した。はなまるうどんの直後だと高価な買い物のような気がするから不思議だ。夏はかけではなく、必ずもりを食べることにしているので、かけのボタンを押すのは数カ月ぶりだった。
席について、うどんと伝える。そばと違って、うどんの茹で置きはない。必ず茹でたてが食べられる。
小諸そばで、初めてかけうどんを食べる。
うどんはコシがあって、中太で断面は正方形だ。やや茹で過ぎだったか。少しぬめりを感じた。出汁は関西風ということらしい。確かに見た目からそばのときの鰹節出汁とは違う。透明感がある。ただ味は思いのほか濃いめだ。はなまるうどんのほうが美味い。
具は白ネギだ。柚子胡椒もふって、味を整える。柚子の香りが全体を支配していく。これはこれで悪くないのだが、やはりはなまるうどんの生姜の効いた出汁には敵わない。
美味いのはどっち?
うどんはそれほど変わらないが、はなまるうどんのほうが口当たりの良さで勝っていたかと思う。ただし、はなまるうどんではいつも今回のうどんが食べられていたかというと、振り返れば角がボロボロになりかけているうどんを出されたこともあったような気がする。どちらが美味いというよりも、運不運に左右されることが多いかもしれない。
しかし、出汁が全く違う。はなまるうどんの出汁が決め手だった。おろし生姜を自由に好みの量だけ入れられる、はなまるうどんの圧倒的勝利だ。生姜の全く入っていない小諸そばでは太刀打ちできない。
かけうどんを食べるならば、小諸そばではなく、はなまるうどんが良い。
2011年09月28日もりそば
2011年9月28日に小諸そばでもりそばを食べた。230円だ。
二枚もりでも大盛りでもない。ただのもりそばだ。とても久しぶりだ。最近は二枚もりうどんばかりだった。
美味い。富士そばのように頑張って美味いと思い込みながら食べなくても美味い。やっぱり小諸そばのほうが好みらしい。小諸そばのそばは、色はかなり薄いが、細くてツルツルと啜るのが楽しく、しっかりとコシもある。
そんな小諸そばで、秋野菜天丼が2011年10月5日から販売されるらしい。50円割引券をもらった。秋野菜天丼は、海老天、舞茸のかき揚げ、いんげん天、さつまいも天の丼とのことで490円のようだ。なす天が入っていないのが残念でならない。
ちなみに、既に販売されている季節限定販売メニューの香味豚うどんは一度も注文しなかった。430円だ。松屋のネギ塩豚カルビ丼やはなまるうどんの塩だれ豚ねぎうどんが連想されはする。関心はある。食べたくなくもない。しかし注文する機会がないのだ。小諸そばに行くときは、そばやうどんで胃袋を満たしたいときだ。さっぱりと食べたいのである。どこかズレてしまっている。
秋野菜天丼は50円割引券を使えば440円で食べられる。注文するかしないか、自分のことながら自分が分からない。さっぱりとは食べられないことだけは確かだ。
2011年10月06日秋野菜天丼
2011年10月6日に小諸そばで秋野菜天丼を食べた。440円だ。通常価格は490円だけれども50円割引券を使用した。
小諸そばで、そばやうどん以外を食べるのは数ヶ月ぶりだ。前回はミニかき揚げ丼を食べている。バリバリになるまで揚げられたかき揚げがとても残念だった。最近は二枚もりうどんが多かったので、久しぶりの丼が楽しみでもあるのだが、嫌な予感もしていた。
秋野菜天丼は、海老天、舞茸のかき揚げ、いんげん天、さつまいも天の丼だ。これに紅生姜が添えられている。
天ぷらは天つゆに浸されてご飯の上にのっていた。揚げたてがサクサクとしたコロモだったかは、これでは分からない。しかし濃いめの天つゆの染みた天ぷらはこれはこれで美味い。味つけは悪くない。しかし量が少なすぎる。
海老天は細めが一匹。舞茸のかき揚げは立派な大きさだが、舞茸とコロモがぼろぼろと崩壊する。いんげん天は見事に一本だけ。さつまいも天だけは食べ応えがそこそこあった。
小諸そばの秋野菜天丼はあっという間に食べ終わる。でも、とても物足りなかった。440円という価格を考えれば美味い。もっと食べたかった。ご飯だけでも量を増やして、天つゆをたっぷりめにかけてくれさえすれば、とてもありがたいのだが。
2011年11月04日二枚もりうどん+かき揚げ
2011年11月4日に小諸そばで二枚もりうどん+かき揚げを食べた。290円+120円だ。
今回、注文したのは、二枚もりそばではなく、二枚もりうどんだ。
うどんの真っ白い小山だ。そばと違ってうどんの二枚もりは見た目がかなり多い。これが盛りつけられる限界なので、他に注文したかき揚げは別の椀に入れられた。断面が正方形のうどんだ。コシはあるが弱く、モチモチとした歯応えもない。口当たりもそれほど良いものではないので、そんなに美味いうどんではない。二枚もりうどんは味よりも量なのだ。
別の椀のかき揚げには大根おろしが添えられている。かき揚げはタマネギがたっぷりで、サクサクとした歯応えのものだった。タマネギの他には、ニンジン、桜海老、春菊、げそが使用されているらしい。以前に小諸そばで食べたかき揚げはバリバリに揚げられていた。後悔しながら食べた。今回のかき揚げは、悪くはない。最近は美味いかき揚げ丼を探している。確かに悪くはないのだけれども、この小諸そばのかき揚げでは、はっきりと美味いと感じられるかき揚げ丼は無理そうだ。
2011年12月05日二枚もりそば
2011年12月5日に小諸そばで二枚もりそばを食べた。290円だ。
大盛り無料クーポン券を配布していた。クーポン券は3枚綴りだ。通常価格+30円の大盛が無料になる。有効期限は2011年12月1日から22日までだ。1回につき2枚まで使用可とのことなので、もりそば230円+大盛0円+大盛0円で二枚もりそばが230円で食べられる。
ありがたい。使う見込みのないクーポン券よりも日常的に食べている食事のクーポン券のほうが使い勝手が良い。
2011年12月06日もりうどん+大盛り無料券+大盛り無料券
2011年12月6日に小諸そばで、もりうどん+大盛り無料券+大盛り無料券を食べた。230円+0円+0円だ。
素晴らしい!
うどんと言えば、はなまるうどんのかけ小105円がその激安価格にもかかわらず、何気に美味いことで孤高の絶品メニューだったが、それに匹敵するほど、これは素晴らしい。
かけうどんではない。もりうどんだ。冷たいうどんを啜る。最近は寒い日が多いが、これはこれでそれなりに美味いのだ。
小諸そばなのでネギは入れ放題だ。当然ながら素晴らしい。冷たいうどんなので、生姜はそんなに必要ない。むしろワサビが欲しくなる。小諸そばなのでワサビは卓上に置かれている。これも素晴らしい。たとえ練りワサビだったとしても価格が価格だ。全く問題ない。
はなまるうどんのかけ小では量が少ない。食べたいときには食べたいのだ。確かにかけ小を2つ注文しても210円ではある。しかし、小諸そばで大盛り無料券を2枚使用したもりうどんでも、たかだか230円なのだ。全くはなまるうどんに引けを取らない。
カロリーで比較しよう。はなまるうどんのかけ小105円を2つ注文した場合は、546kcalだ。それに対して大盛り無料券を使用したときの小諸そばの二枚もりうどん230円は570kcalになる。やっぱりいい勝負だ。
そんななかで、はなまるうどんははなまるうどん+カレー
という新業態を展開するらしい。かけ小は210gから250gとボリュームアップしたらしいが、それに伴い190円と値上げするようだ。
うどんと言えば、とにかくはなまるうどんのかけ小という時代が終わりを迎えようとしているのかもしれない。
作者:馬場飯