熊ぼっこ - 高田馬場B級グルメ

熊ぼっこ?まずい?汚い?臭い?……そんな店ならば潰れている。周囲の店が潰れるなか、生き残っているのには理由があるはずだ。誰もが語りたくなる熊ぼっことはどういう店なのか?

永遠の店である。無敵の店である。絶対に閉店しない。誰もがそう信じざるをえない店である。

2013年3月5日、激動が走った。改装か、閉店か。

と、こんなに緊迫したなかで、音羽通り沿いの熊ぼっこの紹介をしようとしているのだけれども、いいのだろうか。

熊ぼっこの紹介

熊ぼっこの店外看板メニュー 熊ぼっこの店舗外観

店名の熊ぼっこは木彫りの熊の人形に由来する。1957年に北海道は旭川で生まれた道産民芸品だ。

「まずい」店と看板が掲げられている。「まずい」の三文字は180度逆転している。「いずま」店だ。

結構、好きだ。

ら~めん、つけめんが280円だ。餃子は250円だ。安い。まさにばか安だ。看板通りに安いだけではなくプロの味!!であることも期待したい。

熊ぼっこの店内壁メニュー 熊ぼっこの店内壁メニュー

店内はテーブル席が奥まであり、予想外に広い。壁には一面にメニューが貼られている。そこそこ安い。滅茶苦茶に安いという訳ではない。2009年8月7日現在では床が軋んでいた。そして剥げていた。テーブルも揺らいでいた。しかし改装されたらしい。軋み剥げていた床の上に板を敷いたのだろう。今は硬い床となっている。ありがたい。

2009年08月07日である。Aセット(チャーハン+半らーめん)を食べた。680円だ。チャーハンはパラパラではなかった。でも悪くはない。半ラーメンは軽く縮れた中細麺で澄んだ醤油スープ。懐かしい。

熊ぼっこのつけめん

2009年12月19日である。つけめんを食べた。280円だ。不定期のサービスタイムである。とてもありがたい。

2009年11月6日につけめん朝日が閉店した。熊ぼっこから早稲田方面へもう少し東へ歩いた馬場口交差点傍の店だ。つけ麺並盛が320円で食べられた。並盛は150gだった。麺は太麺でつけ汁は鰹節の香りの強い具なしつけ麺だった。熊ぼっこが昔風のつけ麺ならば、つけめん朝日は現代風のつけ麺だ。

つけめん朝日が閉店して太麺堂になった今、激安つけ麺を食べる選択肢は熊ぼっこだけとなってしまった。熊ぼっこは不死身なので閉店なんてないだろうけれども、選択肢が減るのは痛い。

熊ぼっこの麺

麺は、加水率の高い中細ストレート麺だ。軽くウェーブがかかっている。量はそこそこある。プルンプルンとしている。もちもちとした食べ応えやボキボキとした食べ応えはない。啜るときの口当たりを楽しむ麺だ。しっかりとコシもある。茹で過ぎていない。悪くない。

しかし、やっぱりつけ麺は太麺がいい。モチモチとした食感やボキボキとがっつり食べたい。悪くないが、中毒性がないのだ。わざわざ食べに行きたくなる機会がなかなかない。

熊ぼっこのつけ汁

つけ汁は、お椀に入っている。味噌汁を入れるお椀だ。醤油ダレ。具はチャーシューが一切れにネギが多め。ネギの風味がしっかりとしている。悪くない。あっさりとしている。さすがに280円で濃厚なつけ汁は無理だろう。これはこれで悪くない。あっさりとしたつけ汁で、ネギが好物な人には、280円で味わえることを考えれば、最高のメニューであるに違いない。なお、スープ割りをしてもらえるのかは不明である。麺を食べ終わったあとに普通に汁を飲み干してしまった。

しかし、やっぱり麺と同様に、悪くないが中毒性がない。濃厚なつけ汁は時々無性に食べたくなるときがある。それと比べてあっさり醤油ダレのつけ汁はそういう機会がほとんどないのだ。

結果的に、したたかに酔っ払ったときや、その激安から腹ペコのときにとにかく胃袋を満たすためだけにしか利用する機会がないことになる。しかしそういう機会は確かにあるので、このまま不死身の熊ぼっことして永遠に高田馬場で営業し続けてもらいたい。

ちなみに、会計のときに店員さんにお礼を言った。そういう気持ちにさせられる店ではある。

店舗

品名価格
らーめん400円
ワンタン400円
つけめん400円
肉ナスピーマン炒め定食700円
肉野菜炒め定食700円

※他多数あり。時間帯によってサービスメニューが変わる。

営業時間

24時間営業。

住所

新宿区高田馬場1-17-17

早稲田通り沿い南側で高田馬場駅から東に徒歩数分


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熊ぼっこへの訪問履歴

  1. 2009年08月07日Aセット(チャーハン+半らーめん)
  2. 2009年12月19日つけめん

参考

作者:馬場飯
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