松屋のカレー(オリジナルカレーライス,フレッシュトマトカレー) - 松屋ファンクラブ

オリジナルカレーライス

オリジナルカレーライス
380円に値上げされた。
香ばしい苦さに加えて辛さが特徴だったが、松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスの登場後は辛さが弱まった。
松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスを繰り返し振ることが必須である。
が、現在では松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスの提供は終了してしまった。
オリジナルカレーライスは2019年12月1日から順次販売が終了されていった。

2011年05月02日オリジナルカレーライス:290円

オリジナルカレーライスが期間限定で350円のところ290円だった。例によって味噌汁がサービスでつく。

オリジナルカレーライスは苦くて辛かった。香ばしい苦さを感じた。美味い香ばしさ、美味い苦さならばいい。残念だ。今回のは好みではなかった。辛さも中途半端だ。もう少し辛ければライスを頬張りたくなるのに中途半端なのだ。

食べながら考えた。やはり好みではないのだ。もう注文することはやめよう。

それにカレーライスに味噌汁はアリだろうか。今回はやっぱり中途半端だ。アリともいえそうだし、ナシともいえそうだ。もっとこってりとした甘めのカレーだったら明らかにアリだ。

思い出す。オリジナルカレーライスに比べてフレッシュトマトカレーはカレーぽくはなかった。ニンニクの香りのするスパイシーなトマトソースだ。しかし癖になる味だった。食べながら思い出した。フレッシュトマトカレーのほうがいい。でも、きっとフレッシュトマトカレーに味噌汁は合わない。

そして現実に戻る。目の前にある唐辛子やら紅しょうがやら、果てはカルビソースや焼肉のタレ、ドレッシングなどで、このカレーを美味く食べる方法はないのか。残念だ。勇気がなかった。試せなかった。しょぼくれながら帰宅した。ちなみに、最後に味噌汁は全部飲み干した。たとえナシでも全部飲むのだ。

フレッシュトマトカレー

フレッシュトマトカレー
ニンニクの香りのするスパイシーなトマトソースが御飯にかかっている。
さらさらだ。とろみはない。トマトの酸味が効いている。というかむしろ効きすぎている。
オリジナルカレーライスよりも美味い。松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスと半熟玉子を組み合わせることで絶品メニューに化ける。
が、現在では松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスの提供は終了してしまった。

松屋のフレッシュトマトカレーは本当にカレーか?

松屋のフレッシュトマトカレーには謎がある。そのアイデンティティを揺るがすに足る謎だ。

本当にカレーなの?

ニンニクをオイルで炒める。ホールトマトを入れて煮込む。少量のスパイスをいれて煮詰める。完成だ。ニンニクを100円のレトルトパスタソースでトマトベースのもので炒めて、チリソースを加えてもいいかもしれない。

要するにカレーの味がしない。

ニンニクの香りのするスパイシーなトマトソースが御飯にかかっているのだ。さらさらだ。とろみはない。トマトの酸味が効いている。

カレーなのか?

意外にもそこそこ美味い。2009年の夏から秋にかけては何杯食べたことだろう。そこそこ美味くて、そこそこ満腹になって、何よりも財布に優しい。それに、松屋の生野菜は、他の牛丼屋と比べて量が多いと思う。生野菜を食べたと身体が分かってくれる量だ。素晴らしい。

で、カレー?

カレーである。スパイスを使っているだろうから、それでカレーでいいや。まぁ、別にカレーでなくてもいいや。満足してしまえる。そこが大切である。

松屋のフレッシュトマトカレーには本当にみそ汁が必要か?

2011年6月のある日のことだ。最近、暑くなってきた。汗だくの毎日だ。夏が近い。松屋のフレッシュトマトカレーの季節だ。

フレッシュトマトカレーはニンニクの香りのするスパイシーなトマトソースをライスにかけただけのメニューだ。安くて美味い。

フレッシュトマトカレーは本当にカレーなのか悩む人やトマトライスと考える人もいるようだが、とにかく安くて美味いということこそ大切である。

さて、みそ汁である。カレーにみそ汁は必要なのかカレーにみそ汁は駄目なのか

カレーにみそ汁が必要という人はほとんどいないはずだ。それではカレーにみそ汁は駄目なのだろうか。そんなことはない。みそ汁がついてきてしまったのに、俺は水だけがいいとみそ汁を一滴も飲まない人はむしろ珍しい。

カレーにみそ汁はなくてもいい。しかしみそ汁がついてきてしまったら、それはありがたく頂戴しよう。

フレッシュトマトカレーについてくる松屋のみそ汁サービスは、押入れ掃除のときに発見された5円玉に似ている。

2012年は4月19日からフレッシュトマトカレーが販売開始

4月19日(木)午前10時から松屋でフレッシュトマトカレーの販売が開始される。

昨年までは290円だったが、+40円の値上げで330円になった。豚めしが期間限定で復活したときの値上げを思い出す。残念だ。しかも昨年まで野菜セットはフレッシュトマトカレー、みそ汁生野菜のセットで380円だったが、今年の野菜セットはそれに玉子が追加される。玉子との組合せが美味いからではなく、客単価をあげたいからセットに追加したのだろう。少しずつ利用しづらくなっていっている。

めしばな刑事タチバナ第46ばなはトマトカレーだ。タチバナがフレッシュトマトカレーを評するには

松屋がもう10年以上も前から研究と試行錯誤を続けてる マニアックなスパイシー路線の一つの頂点だ。

今年も無事にフレッシュトマトカレーと出会えて良かった。

2012年4月19日のフレッシュトマトカレー

2012年4月19日に松屋でフレッシュトマトカレー+みそ汁+生野菜を食べた。330円+0円+100円で、430円だ。

松屋のフレッシュトマトカレーといえばニンニクだった。その強烈な風味が食欲を増進させた。もはや過去の話となってしまったようだ。

トマトの酸味が強い。甘味ではない。酸味である。酸っぱい。今年のフレッシュトマトカレーは酸っぱ辛いのである。ニンニクは隠れ、トマトがその存在を酸味でアピールしてくる。ニンニクこそが癖になる味の原因だったのに残念である。

しかし味は悪くない。+40円の値上げで330円になってしまったこととか、生野菜とのセットではなく、生野菜と玉子とのセットに変更になってしまったこととか、不満は多々あるものの、またきっと注文してしまうことだろう。

2012年2月10日に報道された京都大学のマウス実験で巷ではトマトダイエットブームが起きている。トマトから脂質代謝異常の改善に有効な成分が発見されたらしい。メタボ、脂肪肝にはトマトだということのようだ。

松屋のフレッシュトマトカレーのポスターにはトマトのチカラでからだ元気!とある。とても微妙だ。曖昧すぎる。ダイエットをイメージさせる謳い文句は松屋には似つかわしくない。松屋は安くて満腹、がっつりと炭水化物を摂取というイメージこそ似つかわしい。だからこそ、からだ元気!というフレーズになったのかもしれない。松屋のフレッシュトマトカレーのカロリーは並で683kcal、大盛で881kcalである。立派なものだ。減量目的で松屋のフレッシュトマトカレーをたくさん食べるのはきっと間違っている。

ところで、松屋の生野菜にはトマトが含まれていない。トマトのチカラでからだ元気!となるためには、がっつりとフレッシュトマトカレーを注文するほかないようだ。

松屋のフレッシュトマトカレーの美味い食べ方

2012年4月のある日のことだ。松屋のフレッシュトマトカレーの美味い食べ方が発見できた。

松屋のフレッシュトマトカレーは酸味が強く、辛味が弱い。そしてエクポやクーポンの無料玉子の使い道が難しい

しかし、その全てが解決してしまったのである。

  1. 松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスをカレーにふりかける
  2. ライスの白色が赤色に染まるまでカレーをライスと絡める
  3. ライスの山をつくって頂点に穴を掘ってから半熟玉子を落とす
  4. 半熟玉子を崩しながら喰う

美味すぎる

辛味スパイスのお蔭でしっかりと辛いうえに、最初にカレーとライスを全体的に混ぜたことでトマトの酸味が均質化されている。そして半熟玉子を崩しながら食べたところは、玉子の濃厚さと甘味が堪能できる。

辛味と酸味と甘味が渾然一体となって、こいつは滅茶苦茶に美味い!

今年は松屋のフレッシュトマトカレーのお世話になる日が増えそうだ。

松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスの提供終了

2011年5月に松屋特製オリジナルカレー用辛味スパイスは卓上から消えた。

かなりの大事件である。フレッシュトマトカレーの肝の一つが欠けてしまった。辛味スパイスの刺激がないフレッシュトマトカレーは確実にどこか物足りない。もはや滅茶苦茶に美味いとはいえない味である。とても残念だ。

ごろごろチキンカレー(ごろチキ)

ごろごろ煮込みチキンカレーである。好評という噂が耳に入る。1回は注文した。2回は注文しただろうか。時をおいて、ごろごろチキンのバターチキンカレーを注文したので、その記録は残しておきたい。

2019年8月ごろごろチキンのバターチキンカレー

2019年8月にごろごろチキンのバターチキンカレー生野菜セット並盛を食べた。750円でPayPay残高バックが150円だった。

バターチキンカレーである。食べたことがないか、食べたことを忘れているか、でもきっと食べているはずの何かと危険視している食べ物だ。価格が高い。カロリーが高い。高い、高いの二重苦のカレーなのだ。ターリー屋西早稲田店のモーニングではキーマカレーにお世話になった。本当に心底から感謝の念が湧いてくる。確か+100円でキーマカレーではなく、バターチキンカレーを選択できたのだ。ターリー屋のバターチキンカレーは凄い好評だった。誰もが注文していたのではないだろうか。多分、きっとここで食べている。美味い、が、+100円の価値があるか、キーマカレーでもう充分すぎるほど美味いんじゃないか。そういう想いから二度と注文していなかったように思う。押入れのなかの災害用備蓄品のなかに無印良品のバターチキンカレーがあるような気もする。バターチキンカレーは美味い。が、価格が高めだ。カロリーも高めだ。怯むのだ。

ごろごろチキンのバターチキンカレー生野菜セット並盛は、ごろごろチキンのバターチキンカレーに、ライス並盛とみそ汁生野菜がついたセットだ。

まずは生野菜をごまドレッシングで食べる。フレンチドレッシングにした。相変わらず美味い。そして、ごろごろチキンのバターチキンカレーだ。カレーを味わう。バターだ。甘い。香辛料よりもバターの甘みが前面にくる。美味い。香辛料は感じるが、全く辛くなく、甘みが広がる。で、カロリーが気になる。水っぽさは当然皆無で、濃厚さをバターが演出してくれている。チキンはごろごろしている。モモ肉だと思う。一口大で5-6個だったろうか。牛めしに添えられているタマネギも添えられている。鶏もも肉とタマネギをバターチキンカレーに浸して食べる。至極当然だが、非常に美味い。文句のつけないがない。とはいえ、やっぱりカロリーは怖い。

一気呵成に食べ進める。美味い。カレーを具材とあわせて口に含んで、ライスを追いかける。美味い。後半はライスをカレーに投入して、余すところなく食べ尽くす。美味い。だが、やっぱりカロリーは怖い。カロリーも怖いが脂質が怖いのかもしれない。

今になって栄養成分を確認する。カロリー1,056kcalだった。やっぱり1,000kcal超だ。予想の範囲内だ。タンパク質45.9g、ごろごろチキンの影響だ。素晴らしい。脂質40.9g、バターだ、バターに違いない、若干は鶏むね肉ではなく鶏もも肉の影響だ。炭水化物162g、予想の範囲内だ。さてと、美味いが、正義だ。それは分かる。それで何ら問題ない。ただ、どこかで躊躇してしまうのだ。

ごろごろチキンのバターチキンカレーは、きっと松屋の歴史に名を残しそうだ。松屋のカレーの名声を今以上に高めることに貢献するだろう。もちろん美味かった、美味かったんだが、カロリー云々が気になるが、それは些細なことで、カロリー云々よりも気になる点が、オンリーワンではないという点になってくるのかもしれない。松屋のフレッシュトマトカレーは独特すぎてオンリーワンメニューだった。嫌いな方には絶対に受け付けられないメニューだろう。ごろごろチキンのバターチキンカレーはそんなことはないはずだ。誰もが美味いという味に落ち着いている。そんな気がする。それは素晴らしいことなんだけれども、どこか淋しい。だからこそ、そんな点を強調しつつ、こうして駄文を連ねているのかもしれない。ごろごろチキンのバターチキンカレーは、誰にでも愛される絶品カレーである。が、それだからこそ、熱狂的な狂信的なファン層が発生することはないような気がしてならない、と書いた後にウェブで検索したら……発生していた。何だよ、フレッシュトマトカレーの狂信ぶりよりも凄いじゃないか。とはいえ、あくまでも俺はフレッシュトマトカレー押しだけれどもな。以上!

カレギュウ

カレギュウ
カレギュウとはオリジナルカレーライスと牛めしのあいがけである。
並が560円である。高いので最初からあんまり注文する気になれない。

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作者:馬場飯