高田馬場・早稲田の味噌ラーメン(純連,えぞ菊,くるり) - 高田馬場B級グルメ

さっぽろ純連 東京店
とても有名な行列店だ。メディアへの露出も多く、観光スポット化している。
村中親子のサクセスストーリーが最大のセールスポイントで確かに一度味わってみたくなる。
味噌ラーメンはラードで膜を張らせて熱が食べ終わるまで逃げないようにしているスープが特徴だ。
えぞ菊 戸塚店
早稲田伝統の味噌ラーメン屋だ。歴史が長く、立地条件も悪くないため、早稲田大学の学生に馴染みが深い。
本店は西早稲田駅前にあって西早稲田キャンパスから近く、戸塚店は早稲田通り沿いにあるため、本部キャンパスや戸山キャンパスから高田馬場駅まで歩く学生の目に留まりやすい。
麺処くるり 高田馬場店
有名店だ。行列もできる。味噌ラーメンは濃い目の味噌にたっぷりの背脂を入れてつくる、どろっとしたスープが特徴だ。
なお、高田馬場・早稲田周辺で最も美味いつけ麺は麺処くるりの辛味つけそば大盛750円だ。
美味いのではない。最も美味いである。オススメだ。
旨辛ラーメン 味一
「愛の貧乏脱出大作戦」に出演したことで有名になった店だ。
それ以前は、小田原の名店だった味一の伝統を受け継ぐ小田原味噌ラーメンが人気メニューだった。
札幌らーめん 麺屋さくら
油そば500円の店。
北海道らーめん 魚らん坂
味噌オロチョンのチェーン店。
大安らーめん
2012年6月12日に太陽のテーブルの跡地でオープンした味噌ラーメンの専門店。

さっぽろ純連 東京店

店外観

さっぽろ純連東京店は、2002年に村中教愛氏が開店した札幌味噌ラーメン店だ。

村中明子氏が1964年8月に中の島で創業した純蓮(すみれ)がルーツ。中の島の純蓮(すみれ)は1982年に明子氏の病により一度は閉店するものの、翌1983年には中央区南11条で再開、店名を純連(じゅんれん)とした。当時の客が「すみれ」ではなく「じゅんれん」と呼んでいたためだ。1987年に明子氏は引退して、長男村中教愛氏が南区澄川で澄川店を開き、1994年には豊平区平岸に移転した。今の純連本店である。

2002年に高田馬場に東京店を開店した後、2008年4月には立川市アレアレア / ラーメンスクエアに出店し、1年間だけ営業して退店したものの、数ヵ月後の6月3日には同一市内に立川店を開店した。

現在のさっぽろ純連は株式会社RENFOODSによる経営となっている。代表取締役は厨房責任者で純連本店店長の山岸敬典氏だ。

なお、明子氏の三男村中伸宜氏は、1989年に創業の地、中の島ですみれを開店した。1994年に新横浜ラーメン博物館へ出店、2004年には閉店するものの、現在10店以上もの支店を展開するに至っている。

さらには、1995年には引退していた明子氏が妹二人と北区新琴似でらーめんの駅を開店した。2004年2月に区画整理により閉店したが、2009年4月には新横浜ラーメン博物館内で再開している。

さっぽろ純連東京店は高田馬場駅の改札口を降りて左の坂を登った右手にある。常に行列の絶えない人気店だ。高田馬場でも特にラーメン屋が密集している地域にあるにもかかわらず、常に行列の長さでトップを誇っている。

2009年09月12日辛みそラーメン大盛

純連で辛みそラーメン大盛を食べた。辛みそラーメン950円+大盛50円だ。とても高い。

麺は縮れた中太麺だ。スープは、ラードで膜を張らせて熱が食べ終わるまで逃げないようにしている。濃厚である。ラー油と辛味噌が辛さの源泉だ。具は、辛味噌と糸唐辛子がのせられたキャベツ、角切りチャーシュー、挽肉、もやし、タマネギ、ネギだ。

有名店の味噌ラーメンだ。とにかく高い。北海道に想いを馳せながら、旅行に出かけた気分で一度だけ味わえば、それで満足かもしれない。あと、スープが熱々なので、夏ではなく冬に食べたほうが有難味が増すはず。

メニュー

品名価格
みそラーメン850円
醤油ラーメン850円
しおラーメン850円
辛みそラーメン950円
大盛+50円
チャーシュー+300円
チャーハン700円

店舗

営業時間

11:00から23:30まで。無休。

住所

新宿区高田馬場3-12-8 高田馬場センタービル1F

早稲田通り沿い北側で高田馬場駅から西に徒歩数分

参考

純連(じゅんれん)とすみれ
村中明子氏の長男教愛氏が純連[じゅんれん]で、三男伸宜氏がすみれである。
その経緯のまとめは「純連(じゅんれん)、純連(すみれ)、純連で修行した者」、詳細は「ラーメンに人あり『第六回』」にある。
純連のチャーハン
ウェブ上ではラーメンだけではなくチャーハンの評価も高い。
量が多く、ラーメンと一緒に注文すると食べきるのに難儀する。なお、高田馬場には立川のような小チャーハンがない。
具がこま切れのチャーシューと玉子だけのシンプルなチャーハンで、ネギさえ入らない。ご飯は硬めだけれどもパラパラではなく、チャーシューの煮汁*でしっとりしており、ラードで炒められている。
純連といえばラードだが、チャーハンを炒めるのにラードはよく使われているので、純連のチャーハンが美味いとしたら、それは味つけにあるのだと思う。

えぞ菊 戸塚店

店外観

1968年創業。

高田馬場には本店と戸塚店の二店舗がある。本店は明治通り沿いで諏訪町交差点の北東角、戸塚店は早稲田通り沿い北側で馬場口交差点から早稲田に向かって徒歩数分の左手だ。

高田馬場以外でも支店を展開している。

2009年8月27日に旨辛味噌ラーメンを食べた。

旨辛味噌ラーメン食べた。通常800円がサービスで500円だった。

麺は中太縮れ麺。量は少なめ。悪くない。具はチャーシュー、メンマ、もやし、ワカメ、ネギ、挽肉、タマネギ。チャーシューは薄い。もやしは大量に入っている。挽肉とタマネギは極少量。

スープは骨、豚足、鶏がら、各種野菜を煮込んだ出汁に3種類の味噌と30種類以上のスパイスを加えて作られる「自家製味噌」をあわせたものにコチュジャンとラー油で辛味を加えているようだ。脂もそこそこ浮いている。しかしこってりめではなく、あっさりめ。美味い。

訪問履歴

  1. 2009年08月27日旨辛味噌ラーメン

店舗

営業時間

11:00から5:00まで。無休。

住所

新宿区西早稲田3-21-1

早稲田通り沿い北側で馬場口交差点から東へ徒歩数分。

参考

麺処くるり 高田馬場店

麺処くるり

麺処くるり高田馬場店は2011年1月27日に麺屋じげんの跡地で開店した。

麺処くるりは2003年11月に市ヶ谷で大塚健二氏が創業した味噌ラーメン専門店で、2010年7月3日には高円寺らーめん横丁に高円寺店も開店した。高田馬場店は市ヶ谷店、高円寺店に続く三店舗目だ。

みそらぁめんは、豚骨のほか、鶏ガラ、モミジ、野菜などを強火で煮込み、濃い目の白味噌にたっぷりの背脂を入れてつくる、どろっとしたスープが特徴だ。辛味噌らぁめんには、韓国唐辛子とニンニクの塊が追加される。徐々にスープに溶かせば味の変化が楽しめる。

麺は三河屋製麺の平打ち縮れ太麺である。高加水率で表面はツルリと口当たりがよく、コシもあってモチモチとした歯応えがある。平打ちで縮れていることに加え、スープやつけ汁の粘度が高いため、スープやつけ汁の絡み具合も問題ない。らぁめんの麺量は大盛270g、普通180gで、つけそばの麺量は大盛360g、普通270gだ。大盛を注文すると満腹になる。大盛を注文したうえでライスを追加注文してしまうと食べきれる限界ギリギリになる。

高田馬場駅から早稲田通りを小滝橋方面に西へ進む。徒歩数分だ。左手に黒色で統一された店が見える。看板は黒一色で店名が掲げられておらず、やはり黒い暖簾の右下に麺処くるりとあるだけだ。立て看板が置かれていなければラーメン屋であると気づかない。

店頭の立て看板上には味玉・メンマ・海苔・ライスのいずれかが無料になるサービス券が置かれている。一枚もらって入店する。店頭のサービス券がなくなっていても諦める必要はない。店内の券売機横にもサービス券は置かれている。

食券制だ。券売機は入口を入って直ぐの左手にある。麺の大盛は無料で、麺少なめにすれば味玉半分がサービスされる。スープやつけ汁が跳ねて服につくのを防ぐための紙エプロンが券売機の上に置いてあるので、必要ならば食券購入時にこれも入手する。水は券売機の右隣にある給水機を使う。セルフサービスだ。席はカウンター席のみで7席ある。空いている席に腰掛けて、食券を渡す。このときにサービス券も一緒に渡して、味玉・メンマ・海苔・ライスのどれを選ぶか伝える。

卓上には箸、紙ナプキン、爪楊枝のほかに、GABANの山椒とカレーパウダーがある。箸の先には溝が入っており、麺が滑らないようになっている。紙ナプキンはスープの粘度が高いため食べ終えた後に口元を拭うのに必ず使うことになる。調味料の山椒とカレーパウダーは残念ながらまだ利用したことがない。足元には荷物を入れるカゴが置かれている。

カウンター席からは厨房で調理する様子がよく見える。丼は熱湯で温めている。麺の湯切りは丁寧で、辛味つけそばのときの麺の洗いもとても丁寧だ。辛味つけそばは、らぁめんよりも調理時間がかかるので、提供される順番が遅れることがある。また、辛味の調節もあつもりもスープ割りも注文できない。これらは店員が少数のためオペレーションを簡素化しなければならないことが主な理由ではないかと推測するものの、あつもりについては麺の特性が影響しているのかもしれない。麺屋しげるのつけめんで使われていた麺がくるりと似た食感の麺だったが、あつもりにすると、口当たりがツルリからザラリに変わり、歯応えもモチモチからモソモソに変わった。つけ汁の持ち上げが格段に良くなって面白かったのだが、この状態の麺を客に提供するのを嫌っているのかもしれない。

訪問履歴

2011年12月29日辛味噌らぁめん大盛+ライス

辛味噌らぁめん

2011年12月29日に麺処くるり高田馬場店で辛味噌らぁめん大盛+ライスを食べた。750円だ。

麺処くるり高田馬場店は2011年1月27日に麺屋じげんの跡地で開店した。

麺処くるりは2003年11月に市ヶ谷で大塚健二氏が創業した味噌ラーメン専門店で、2010年7月3日には高円寺らーめん横丁に高円寺店も開店した。高田馬場店は市ヶ谷店、高円寺店に続く三店舗目だ。

高田馬場駅から早稲田通りを小滝橋方面に西へ進む。徒歩数分だ。左手に黒色で統一された店が見える。看板は黒一色で店名が掲げられておらず、やはり黒い暖簾の右下に麺処くるりとあるだけだ。立て看板が置かれていなければラーメン屋であると気づかない。

店頭の立て看板上には味玉・メンマ・海苔・ライスのいずれかが無料になるサービス券が置かれている。一枚もらって入店する。店頭のサービス券がなくなっていても諦める必要はない。店内の券売機横にもサービス券は置かれていた。

食券制だ。券売機は入口を入って直ぐの左手にある。麺の大盛は無料で、麺少なめにすれば味玉半分がサービスされるようだ。今回は麺を大盛にした。なお、スープやつけ汁が跳ねて服につくのを防ぐための紙エプロンが券売機の上に置いてあるので、必要ならば食券購入時にこれも入手することになる。水は券売機の右隣にある給水機を使う。セルフサービスだ。席はカウンター席のみで7席ある。空いている席に腰掛けて、食券を渡す。このときにサービス券も一緒に渡して、味玉・メンマ・海苔・ライスのどれを選ぶか伝える。今回は辛味噌らぁめんに加えて、ライスを注文した。

卓上には箸、紙ナプキン、爪楊枝のほかに、GABANの山椒とカレーパウダーがある。足元には荷物を入れるカゴが置かれている。

カウンター席からは厨房で調理する様子がよく見える。丼は熱湯で温めている。麺の湯切りは丁寧で、辛味つけそばのときの麺の洗いもとても丁寧だ。辛味つけそばは、らぁめんよりも調理時間がかかるので、提供される順番が遅れることがある。また、辛味の調節もあつもりもスープ割りも注文できない

さて、辛味噌らぁめん大盛+ライスだ。

みそらぁめんは、豚骨のほか、鶏ガラ、モミジ、野菜などを強火で煮込み、濃い目の白味噌にたっぷりの背脂を入れてつくる、どろっとしたスープが特徴だ。辛味噌らぁめんには、これに韓国唐辛子とニンニクの塊が追加される。

麺は三河屋製麺の平打ち縮れ太麺である。高加水率で表面はツルリと口当たりがよく、コシもあってモチモチとした歯応えがある。平打ちで縮れていることに加え、スープの粘度が高いため、スープの絡み具合も問題ない。らぁめんの麺量は大盛270g、普通180gのようだ。

具は、チャーシュー二枚、モヤシ、ニラ、白髪ネギだった。

食べ進める。とにかく麺が美味い。箸の先には溝が入っており、麺が滑らないようになっているのも親切だ。スープも悪くないのだが、早く韓国唐辛子とニンニクの塊を溶かしてしまいたくて、仕方がない。我慢できずに早々に溶かしはじめる。美味い。とても美味い。夢中で溶かす。これは最高に美味い。夢中で食べ進める。辛味噌らぁめんの辛味の源は韓国唐辛子とニンニクだが、麺屋しげるの白胡麻坦々つけめんレベル1を彷彿とさせる。粘度の高い濃厚な出汁に韓国唐辛子とニンニクが追加されることで極上の味になっている。韓国唐辛子とニンニクの濃度が高ければ高いほど堪らなく美味い。

麺と具をほぼ食べ切る。満腹だ。卓上にはライスが残っている。スープに投入して雑炊にして食べる。辛味噌スープにライスがとても合う。美味い。しかし胃の限界が近い。美味さの勢いで食べ尽くす。大盛を注文したうえでライスを追加注文してしまうと食べきれる限界ギリギリになるようだ。

卓上の紙ナプキンがありがたい。紙ナプキンはスープの粘度が高いため食べ終えた後に口元を拭うのに必ず使うことになる。調味料の山椒とカレーパウダーは利用しなかった。

麺屋くるりの辛味噌らぁめん大盛+ライスで、濃厚スープに韓国唐辛子、ニンニクという絶妙の組合せを知った。素晴らしかった。次回は辛味つけそばを食べよう。

2011年12月30日辛味つけそば大盛+味玉

辛味つけそばのそば 辛味つけそばのつけ汁

辛味つけそば

2011年12月30日に麺処くるり高田馬場店で辛味つけそば大盛+味玉を食べた。750円だ。麺大盛と味玉は無料サービスだ。

辛味つけそばは、らぁめんよりも調理時間がかかるので、提供される順番が遅れることがある。また、辛味の調節もあつもりもスープ割りも注文できない。これらは店員が少数のためオペレーションを簡素化しなければならないことが主な理由ではないかと推測するものの、あつもりについては麺の特性が影響しているのかもしれない。麺屋しげるのつけめんで使われていた麺がくるりと似た食感の麺だったが、あつもりにすると、口当たりがツルリからザラリに変わり、歯応えもモチモチからモソモソに変わった。つけ汁の持ち上げが格段に良くなって面白かったのだが、この状態の麺を客に提供するのを嫌っているのかもしれない。

さて、辛味つけそばだ。辛味つけそばのつけ汁は量が多かった。大歓迎である。そして、辛味つけそばの辛味の源は、辛味噌らぁめんと同じく韓国唐辛子とニンニクだった。辛味噌らぁめんよりもより一層麺屋しげるの白胡麻坦々つけめんレベル1を彷彿とさせる。粘度の高い濃厚なつけ汁に韓国唐辛子とニンニクが追加されることで極上の味になるのだ。

麺は三河屋製麺の平打ち縮れ太麺だ。高加水率で表面はツルリと口当たりがよく、コシもあってモチモチとした歯応えがある。しっかりと水で洗われているため、辛味噌らぁめんのときよりも麺の食感はさらに良くなっている。平打ちで縮れていることに加え、つけ汁の粘度が高いため、つけ汁の絡み具合も問題ない。つけそばの麺量は大盛360g、普通270gのようだ。具は、チャーシュー二切れ、モヤシ、ニラ、白髪ネギだった。

とても美味かった。そして確信した。高田馬場・早稲田周辺で最も美味いつけ麺は麺処くるりの辛味つけそば大盛750円だ。美味いのではない。最も美味いである。オススメだ。

メニュー(価格)

品名価格
みそらぁめん700円
辛味噌らぁめん750円
辛味つけそば750円
トッピング価格
味玉+100円
特製(味玉・メンマ・
チャーシュー2枚)
+200円

店頭もしくは券売機横のサービス券で味玉・メンマ・海苔・ライスのいずれかが無料になる。

麺の大盛は無料だ。麺少なめにすれば味玉半分がサービスされる。

店舗

営業時間

月曜日から金曜日までは11:00から16:00、17:00から21:00まで。土曜日、日曜日は11:00から16:00まで。年中無休。

住所

新宿区高田馬場4-13-9

早稲田通り沿い南側で、高田馬場駅から西に徒歩数分。こだわりカレーの店 Onion オニオンの左隣で、道路を挟んだ向かい側にはさっぽろ純連

旨辛ラーメン 味一

店外観

店舗

営業時間

月曜日から金曜日まで11:00から15:00、17:00から23:30まで。土曜日、日曜日、祝日は11:00から17:00まで。売り切れ御免。

住所

新宿区高田馬場4-13-13 東海オリエンタルビル1F

札幌らーめん 麺屋さくら

店外観

2009年4月29日に創業。

店舗は馬場口交差点の角でラーメンショップの跡地だ。高田馬場駅から早稲田通りを早稲田に向かって歩くと、明治通りが目の前を横切る直前、右手に店舗が見える。

馬場口交差点は入れ替わりの激しい地域だ。麺屋さくら自体がラーメンショップの跡地に2009年に入った新店だが、その周囲ではラーメン山岡家 高田馬場店が海のコラーゲンラーメン なんまら屋に変わり、つけめん朝日は太麺堂、謎麺と変わったうえで、さらに新店の準備が進められている。

残念ながら麺屋さくらも魅力的とは言いがたいので危ないかもしれない。札幌らーめんと看板があるが、味噌ラーメン以外にもあれこれとメニューの幅を広げてきており、何だか迷走しているように思えてならない。味噌ラーメンが食べたくなったときには、やっぱり純連えぞ菊がパッと思い浮かぶのであって、麺屋さくらはそういえばそんな店でも味噌ラーメンを食べることもできたっけかなと脳裏をよぎる程度だ。むしろ500円の油そばの店という印象のほうが強い。

店内に入ると左手に食券機がある。カウンター席のみである。席と席が密着しており、席とカウンターも密着している。狭苦しい。

きっと悪い印象ばかりが残っているのは、猛暑日に利用したからだ。真冬に味噌ラーメンを食べていたら、きっと印象は違ったものになっていただろう。巡りあわせが悪かったようだ。

ところで、開店当初から店長がブログを書き続けていたようだ。ラーメンの話題の他にも、趣味の映画鑑賞や日常の些細な出来事が綴られている。……と勘違いしやすいので、注意してもらいたい。そのブログは別の麺屋さくらの店長が作成しているものだ。

2011年07月17日ざる麺大盛り+カラミジャン

ざる麺

2011年7月17日にざる麺を食べた。500円だ。

トッピングの無料サービス券が店頭に貼られていたので、それを剥がしてから店内に入る。猛暑日だ。暑い。汗が滲むどころか滴り落ちてくる。早く店内に入って涼みたい。

左手の食券機でざる麺の食券を購入して、席に座る。カウンター席のみである。混雑している。席と席が密着しており、席とカウンターも密着している。狭苦しい。そして暑かった。残念ながら店内はひんやりとはしていなかった。涼しげにざる麺を食べるのが目的だったが、早くも残念な結果に終わったようだ。

麺は大盛りで、トッピングはカラミジャンを注文した。

麺が茹で上がるまで結構な時間を待たされる。卓上のピッチャーから水を注いでは飲み干すことを繰り返していた。本当に汗だくで身体が火照っていたのだ。

麺はざるにのせられていた。麺の上には刻み海苔、その脇には水菜と少量の生姜が添えられていた。つけ汁は醤油ベースで、具としてチャーシューとネギが入っていた。カラミジャンは別皿での提供だった。

悪くはなかった。リピートしたくなるほどの味ではなかったが、500円という価格を考慮すれば、こんなものかとも思える。

店舗

営業時間

11:00から14:30、17:30から26:00まで。定休日は第一、第三日曜日だ。

住所

新宿区高田馬場1-4-17

麺やさくら関連ページ

北海道らーめん 魚らん坂 早稲田店

北海道らーめん魚らん坂早稲田店は、2009年2月26日に旨辛至福研究飯店 陳麻家 早稲田店の跡地で開店した。

麺は麻生製麺

店舗

営業時間

11:00から23:00。

住所

新宿区馬場下町4 サンビシット上山1F

大安らーめんの紹介

大安[だいあん]らーめんは2012年6月12日に太陽のテーブルの跡地でオープンした味噌ラーメンの専門店である。

「たいあん」ではなく「だいあん」とのことだ。きっと盛で価なので大安なのだろう。想像だけれども、きっとそうに違いない。店頭の看板によれば、味噌ラーメンは750円からである。あんまり安価ではないようだ。しかもオープン初日に訪問したブロガーの記事を読むと、特に大盛でもないようである。大安という店名には盛で価という意味はないらしい。残念だ。

しかし、誰もが注目するのがチャーシューのようだ。分厚いらしい。1.5cmとか2cmとか、その厚みをミリメートルではなくセンチメートルで語りたくなる厚さのようだ。これは魅力的である。

何となく嫌な予感がするのは、誰もが美味いと手放しで絶賛はしていないところである。もしかしたら肝心の味噌が微妙なのかもしれない。

訪問するとしたら、ライス無料のランチタイム(11:00-15:00)を狙っていこう。折角なので、とにかく少なくとも満腹にはなりたい。

八王子のらあめん大安

らあめん大安は、新宿の満来で修行した店主が八王子で起業したラーメン店である。

高田馬場のらーめん大安は、八王子のらあめん大安の二号店なのかと勘違いした。しかし、「らーめん」に「らあめん」である。それに高田馬場は味噌ラーメン専門店である。どうやら勝手な思い込みで、やはり違うようだ。

えぞ菊の近所

大安らーめんは、えぞ菊戸塚店の近所での創業である。

高田馬場・早稲田周辺の味噌ラーメンといえば、やっぱり純連えぞ菊くるりの三店をまずは思い出す。

低価格で勝負するのではないらしい。ということは、味での勝負になるのだろう。えぞ菊は本店で喰えばいいだけなので、戸塚店が閉店に追い込まれても、何ら問題ない。

店舗

営業時間

11:00から24:00まで。休日は不明。

住所

新宿区西早稲田3-20-2

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作者:馬場飯