キッチンオトボケ(大盛ライス,ジャンジャン焼き)@早稲田 - 高田馬場B級グルメ

キッチンオトボケの紹介

キッチンオトボケの店舗外観 キッチンオトボケの卓上調味料

キッチンオトボケの創業は1973年だ。早大生御用達の定食屋である。店名の由来はご主人の小学生時代のあだ名*だそうだ。

ジャンジャン焼きとは?

オトボケ定番メニューのジャンジャン焼きの起源や由来がよく分からなかったので調べた。

三重県鈴鹿市にあるジャンジャン焼き 天草ではジャンジャン焼きの由来がパウチされた卓上の紙に書かれているようだ。ジャンジャンの由来は味噌の「醤」から来ている*とか、中華の調味料「ジャン」から来てるよう*だとか、確かに天草から発信されているジャンジャン焼きの由来がウェブ上でも語られている。

ダブルスとは?

キッチンオトボケの大盛ライス

キッチンオトボケのライスは大きな丼茶碗に盛られてくる。これだけでも立派な量だ。

大盛りにすると漫画のようなテンコ盛りになる。大きな丼茶碗擦り切り一杯のうえに、茶碗を裏返したご飯がのる。見事なまでの山盛りご飯だ。大盛りは+50円だ。たった+50円で本当のテンコ盛り、山盛りを堪能できる。しかし、注文してはみたものの食べきれない方もいるにちがいない。

ダブルスとは、このライス大盛+50円を二重に追加することである。すると、大きな丼茶碗擦り切り一杯のうえに、茶碗を裏返したご飯がのったテンコ盛りご飯、それに加えて、さらに別の茶碗に盛られたご飯が追加される。茶碗擦り切り三膳分以上のご飯だ。

普通の胃袋をもつ人には食べ切れないに違いない。自分は普通以上の胃袋をもっていると自負しているのだけれども、恐れ多くてまだ注文できていない。きっと今後も注文することはないだろう。ちなみに、おかずを追加しないとご飯の量とのバランスが致命的に悪くなりそうだ。

ごんべえ店主はオトボケ店主の息子?

本当だ。

オトボケと早稲田大学文学部キャンパスの間には手打ちうどん屋のごんべえがあるが、ごんべえのカツ丼のカツはオトボケから配達される。

キッチンオトボケの弱点とは?

食べログのshotimeshotimeさんの口コミが面白い。

茶碗ニ杯分の大盛ライスはまずまずお得です。しかし、貧弱な具とサイケデリックなおしんこのみで、すべてのご飯をやりくりするのかと思うと、暗澹たる気持ちになります。

暗澹たる気持ちに共感した。ライスを大盛りにしなくてもジャンジャン焼きやメンチカツだけでは足りずにサイケデリックなおしんこの助けを借りることさえあるので、お得な大盛が逆に絶望感を生んでしまっているのだ。おかずに比べてご飯が、不必要なまでに多すぎる。

通常サイズで600円するカツカレーやじゃんじゃん焼きに関しては、チェーン店と比較して安くはないというのも同感だ。隣の松屋と比べてしまう。600円もあれば松屋で味噌汁付きの豚めし特盛にサラダまで注文できる。

オトボケの柔らかいご飯とインスタントな味噌汁は好きではない。合成着色料で黄色く輝くタクアンの千切りもやむなく食べているだけだ。魅力は量と価格であるはずなのだけれども、そのどちらもが満足するレベルではない。これが現状であり、オトボケの弱点なのだと思う。

ちなみにオトボケの強みは思い出補正と知名度に違いない。

店舗

品名価格
ミックスフライ定食650円
トンカツ定食650円
ジャンジャン焼定食600円
メンチカツ定食500円
チキンカツ定食500円
カニコロッケ定食500円
カツカレー600円
カレーライス定食450円
品名価格
納豆100円
玉子50円
メンチカツ(追加)150円
チキンカツ(追加)150円
カニコロッケ(追加)150円
ビール(中)500円
オレンジジュース200円
コカコーラ200円

ライス大盛+50円。

営業時間

11:00から21:30まで。定休日は日曜日。

住所

新宿区馬場下町62

馬場下町交差点の東側角で三朝庵の隣。

キッチンオトボケへの訪問履歴

2009年11月19日ジャンジャン焼定食大盛

店の外にある券売機で食券を買ってから店内へ入る。店員に席へ誘導され、食券を渡す。内装に飾り気が一切なく、客層が男子学生中心なこともあいまって、学生食堂の雰囲気が漂っている。

定食

ジャンジャン焼が定番メニューだ。ジャンジャン焼は豚肉の生姜焼きである。味つけは濃いめで甘めだ。ご飯がすすむ。ジャンジャン焼はたっぷりの千切りキャベツのうえにのっている。生姜焼きのタレはキャベツに染み込む。このタレの染み込んだキャベツが美味い。キャベツの量が多く、タレがキャベツ全体に行き渡らないので、残ったキャベツは卓上のソースをかけて食べる。

ご飯はゆるめだ。定食屋で飯が柔らかめなのは勘弁してもらいたい。硬めの炊き具合が好みなのだ。そんなライスを大盛にしてしまった。漫画のようにテンコ盛りだ。丼すりきり一杯のうえに、茶碗を裏返したご飯がのっている。見事なまでの山盛りご飯だ。注文してはみたものの食べきれない方もいるにちがいない。

味噌汁はインスタント味噌汁だ。ご飯の味が少々残念で、味噌汁はインスタントである。定食屋のご飯と味噌汁としてどうかと思う。

卓上には、合成着色料で黄色く輝くタクアンの千切りがある。食べ放題である。ライス大盛の場合、おかずが足りなくなるので、とても有難い。

ポイントは+50円の大盛と、500円メニューのメンチカツ定食、チキンカツ定食、カニコロッケ定食かもしれない。これらの定食類大盛を堪能できる方こそ、きっとキッチンオトボケを愛していける方々なのだろう。

2011年12月10日メンチカツ定食大盛

キッチンオトボケのメンチカツ定食 キッチンオトボケのメンチカツ

2011年12月10日にキッチンオトボケでメンチカツ定食大盛を食べた。550円だ。

店外の券売機で食券を買ってから店内へ入る。店員に席へ誘導され、食券を渡す。内装に飾り気は一切なく、機能的だ。

とにかくメンチカツが食べたかった。オトボケのライスが柔らかめで残念なことは知っていた。しかし、巨大なメンチカツに、テンコ盛りの白飯とキャベツで胃袋を満たしたかったのだ。メンチを堪能しよう。今回はライスの味は二の次だ。量があればそれでいい。そう考えながら、オトボケを訪問した。

驚いた!ライスの炊き加減が良いのだ。硬めでも柔らかめでもなかった。今までは絶対に水分量が多めだった。改善させたのだろうか。それとも単なる偶然なのだろうか。

ライスが悪くなくなっただけで、オトボケの定食は輝いた。

メンチは、揚げ過ぎでコロモがバリバリに硬くなっているが、中身はジューシーな肉汁に溢れている。しっかりとデカい。これが二つも盛られている。

ライスも大盛りにしたので、丼茶碗にテンコ盛りだ。この飯が柔らかい炊き加減だと、機械的に飯を胃袋に詰め込む作業になってしまう。決して美味くなくてもいい。炊き加減が柔らかくなければ、それでいいのだ。

メンチとライスを交互に食べる。腹ペコだということもあるのかもしれないが、これは美味い。味わって食べると、どちらもそれなりなのだろうけれども、量も味のうちだ。卓上のカラシをメンチに塗りつけたあと、たっぷりとメンチを頬ばり、続けて飯をやっぱりたっぷりと食べる。ハフハフ言いながら食べる。かなり幸せだ。

キャベツもたっぷりだ。卓上のソースを少なめにたらしてから食べる。歯応えがいい。油が拭われる。爽やかだ。美味い。

最後は、少し残ったライスを卓上の漬物で食べて、味噌汁を飲み干す。味噌汁はインスタント味噌汁だ。どうでもいい味の味噌汁だが、汁物が何もないのは残念すぎるので、やっぱりないと困る。

店に入る前は、とにかく腹ペコでメンチカツに飢えていた。店を出る前には、とにかく満腹で、幸せで、そのまま腹をさすりながら眠ってしまいたくなっていた。オトボケの醍醐味をはじめて理解したような気がする。

オトボケは腹ペコな早大男子学生の食堂だが、オススメはメンチカツ定食大盛550円だ。とにかく満腹になって幸せになれる。でも、時間帯さえ合えば近隣の満腹定食類で最もオススメなのは、少し距離は離れるけれども三福の丸十かもしれない。

2011年12月27日メンチカツ定食

キッチンオトボケのメンチカツ定食

2011年12月27日にキッチンオトボケでメンチカツ定食を食べた。500円だ。

キッチンオトボケは早稲田周辺ではデカ盛り系として有名な定食屋だ。

メンチカツ定食は、二つの大きなメンチ、たっぷりのキャベツに丼飯、みそ汁の定食である。今回は腹の減り具合を考えてライスを大盛りにはしなかった。

従来まではオトボケのライスは柔らかめの炊き具合なのかとばかり考えていた。しかし、どうやら違うらしい。確かに半月前に食べたライスは柔らかめの炊き具合ではなかった。そして、今回もライスの炊き具合は許容範内に収まっていた。

なにぜ米粒の大きさがバラバラだ。かなり残念な米である。粒の小さな米もたくさんある。これを上手に炊き上げるのは運にも左右されるに違いない。しかし直近二回は許容範囲内である。この調子が続くならば、またオトボケで満腹になりたいと思える。

さて、メンチカツ定食である。メンチカツはカラシを塗りながら食べる。ライスが大盛ではないので、バランスがよい。大きなメンチカツ二つに、たっぷりの丼飯だ。最後にソースをかけてキャベツを頬張り、味噌汁を飲み干す。今日も満腹だ。

右隣が松屋であるにもかかわらず、美味さでなく量と安さで勝負できてしまう店、それがキッチンオトボケだ。

2012年01月13日メンチカツ定食

2012年1月13日にキッチンオトボケでメンチカツ定食を食べた。500円だ。

注文してから3分程度でメンチカツ定食が運ばれた。今日のメンチカツは揚げ置きだ。しかしそれほど時間は経っていなかったようで、揚げ立てのメンチカツと比べても熱さ以外に違いはなかった。揚げ立てのメンチカツが火傷をしそうなほど熱々なのに対して、今日のメンチカツはむしろ食べやすい温度になっていた。待ち時間が短縮されたし、適当な温かさだったので味わいやすいかったし、これは良い。運が良かったようだ。

キッチンオトボケは早稲田周辺ではデカ盛り系として有名な定食屋だ。メンチカツ定食は二つのメンチカツ、たっぷりの丼飯、みそ汁の定食である。今日も満腹だ。右隣が松屋なのに、美味さでなく量と安さで勝負できる店、それがキッチンオトボケだ。

2012年04月01日ジャンジャン焼き定食

キッチンオトボケのジャンジャン焼き定食

2012年4月1日にキッチンオトボケでジャンジャン焼き定食を食べた。600円だ。

2013年1月ジャンジャン焼き定食

キッチンオトボケのジャンジャン焼き定食 キッチンオトボケのジャンジャン焼き

2013年1月にキッチンオトボケでジャンジャン焼き定食を食べた。600円だ。

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作者:馬場飯