ピュー - 高田馬場B級グルメ

ピューの紹介

ピューは2000年11月に創業したミャンマー料理店だが、内々にはその2年くらい前から営業を既に開始していたようだ。店名は店主のピュー氏に由来する。

JADEと同じビルの3Fにある。JADEの看板を確認したらその隣にある非常階段のような階段を3Fにあがる。雑居ビルですらない。その様子は普通のマンションそのものだ。ドアの前に辿りつく。ミャンマー語らしき言葉で貼り紙がしてある。ドアの向こうにミャンマーからの留学生が住んでいたとしても全く違和感はない。そのように誰かに教えられたら信じてしまうに違いない。どう考えてもミャンマー料理店がこのドアの先にあるとは思えない。高田馬場のミャンマー料理店のなかで、ある意味で最も敷居の高い店だ。日本人がこのドアを開けて入店するには多大なる勇気が必要である。

ピューの店舗内装 ビルマの竪琴

像 ピューのメニュー(価格)

ドアを開けると、異国情緒の漂うスナックがあった。店内は清潔で簡素だった。ごちゃごちゃした印象は全くない。シンプルな内装だ。カラオケスナックだ。モニターがある。壁にはミャンマーらしき風景画がかかり、窓際には大きな竪琴が飾られている。棚には花瓶に造花(?)がさされ、頭の上に壺をのせた女性の像が隣に置かれている。照明は赤みを帯びており、温もりを感じる。

席に案内されると、まず冷たい水とピーナッツが出された。あらためて考えてみると、ミャンマー料理を食べに行って、お茶ではなく水を出されたのは今回がはじめてかもしれない。ピーナッツはお通しなのだろう。

卓上のメニューを開く。日本語が併記されていた。一安心だ。ドリンク、サラダ、揚げ物、スープ、カレー、御飯物とあるが、食事のメニューは全体的にやや高めの設定だった。

メニュー(価格)

品名(御飯物)価格
ライス350円
インド風鶏肉ドライカレーライス900円
チャーハン(豚肉)(鶏肉)
ビルマ風豆チャーハン
中華丼
豚角煮御飯
牛内臓煮御飯
シャンそば
油そば
ビルマ風ココナッツミルクそば
中華そば
モッヒーンガー(魚スープのソーメン)
チェーオー シーチェ 油ビフン
品名(カレー)価格
北京ダック1,300円
鶏カレー900円
豚カレー
マトンカレー
豚高菜つけ煮物
豚角煮
ブラックタイガーカレー
ロブスターカレー1,000円

店舗

営業時間

14:00から29:00まで。原則無休。

住所

豊島区高田3-29-7 第2京やビル3F

ピューへの訪問履歴

2011年10月15日牛内臓煮御飯

2011年10月15日にピューで牛内臓煮御飯を食べた。900円だ。

2011年7月17日に新大久保のキッチンふじで850円のハンバーグ定食を食べたが、この価格帯での外食はまさに3ヶ月ぶりとなる。それでもピューには一度は入ってみたかった。そうなのである。「入ってみたかった」のだ。ピューの外観はまさにマンションの一室であって、そこでミャンマー料理が食べられるなんて、とても想像すらできないような店構えなのである。勇気を出して、一度は入店してみたかったのだ。

牛内臓煮御飯を注文した。食事は一律900円なので、他店でもっと安く食べられるモヒンガーやダンパウのような定番メニューではなく、少し変り種のメニューを選んでみた。

ピューのおつまみ(ピーナッツ) ピューの牛内臓煮御飯,サラダ,スープ

席に着くと自動的に運ばれてくるピーナッツをつまみながら待つ。

牛内臓煮御飯がサラダとスープと一緒に出された。

ピューの牛内臓煮御飯 ピューのデザート(オレンジ)

牛内臓煮とあるが、ライスの上にあるのは大部分が野菜だった。キャベツ、カリフラワー、ピーマン、ニンジン、モヤシ、シメジと牛の内臓煮が赤唐辛子と一緒に炒められている。味つけは淡白で、辛味もなく、油っぽくもない。内臓の臭みも残っていない。野菜はシャキシャキとしており、牛内臓はコリコリとしている。まるで醤油を入れ忘れられた野菜炒めのようだ。卓上調味料が備え付けられていれば、確実にそれを足していたに違いない。味つけが淡白すぎた。

ライスはインディカ米だった。醤油を入れ忘れられた野菜炒めで長粒米を頬張るところを想像してもらいたい。牛内臓煮御飯はまさにその想像通りのメニューだ。インディカ米を食べるときはスパイシーな料理とあわせて食べるという固定観念があったので、とても違和感がある。

サラダはチリソースベースのドレッシングがかけられていて、しっかりと辛い。悪くない。このサラダはアクセントになる。

サラダをおかずにして牛内臓煮御飯を食べきった。食後にスープを飲んでいると、デザートにオレンジが出された。櫛切りにされ、皮と実の間には包丁が入れられている。食べやすい。これもありがたく頂戴する。

ピューの牛内臓煮御飯は好みではなかった。しかしピューに入店して食事ができたことそれ自体に満足してしまえた。

作者:馬場飯
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