ラーメン - 高田馬場B級グルメ

ラーメンとは?

ラーメンである。高田馬場・早稲田のラーメンを分類していきたい。

麺は中華麺だ。小麦粉に水、かん水を入れて打つ。
小麦粉に水を加える比率が加水率である。加水率が高い麺を多加水麺、低い麺を低加水麺という。
その太さから極太麺・太麺・中太麺・中細麺・細麺・極細麺等と呼ばれる。10番、30番と番手で呼ばれることもある。番手とは製麺機の切り歯の番号である。切り歯10番=基準幅30mm÷麺の太さ3mmだ。切り歯30番の場合は、麺の太さは1mmである。
その形状からストレート麺・縮れ麺等、その製法から自家製麺・手もみ麺・手延べ麺・刀削麺等とも呼ばれる。
スープ
スープはタレを出汁で割ってつくる。その種類でラーメンの名称を決めることが多い。醤油ラーメン・味噌ラーメン・塩ラーメン・豚骨ラーメン等である。
タレ
醤油・味噌・塩、もしくはそれらを主として煮詰めてつくる液。かえしとも呼ばれる。
出汁
様々な素材から旨味を煮出した汁。豚骨・鶏がら・魚介系等に大別される。
よく利用される素材には、鶏がら、豚骨、牛骨、鰹節、鯖節、煮干し、あご、昆布、炒り大豆、シイタケ、タマネギ、長ネギがある。臭み消しにはショウガやニンニク等が利用される。
その製法からは白湯・清湯に大別される。
背脂や動物油が浮かべられることも多い。よく利用される油には、鶏油、ラード、ゴマ油、ラー油、ニンニク油、ネギ油、マー油がある。
具はチャーシューとメンマとネギが定番である。他によく利用される具には、玉子、海苔、ナルト、野菜、キクラゲがある。

参考

めん処 翔

店舗外観

2001年3月に日本橋で創業。2008年9月3日に早稲田に移転してきた。11時から14時まで禁煙。

つけ麺

翔でつけ麺特盛(辛油)を食べた。750円だ。柑橘系の香りが強いつけ汁だ。

2009年11月現在で、メニューに背油そば620円が追加されている。

麺

麺は断面が正方形の中太ストレート麺だ。ゆで加減は柔らかくコシがない。麺の量は特盛なので450gと多い。平皿にスノコで上げ底をして麺をのせている。水切りになる。見た目も量が多く見える。

客層には、年配の方々やご家族連れの方々が多い。高田馬場・早稲田界隈のつけ麺で使われる麺は、コシの強い太麺が多い。ゆで過ぎかと思うほど柔らかい麺は独特だ。年配の方々や子どもにはきっと食べやすいのだろう。

しかし自分にとっては好みではなかった。普通に美味くない。

つけ汁

つけ汁は豚骨出汁の醤油ダレだ。出汁はあっさりとしており薄く、醤油ダレも控えめだ。代わりに柚子のような柑橘系の香りが強い。年配の方々に好まれる味つけのような気がする。しかしやはり好みではなかった。つけ汁としての主張がなさすぎる。しかも麺を特盛にしたため、半分も食べ終わらないうちにつけ汁がぬるくなり、後半は完全に冷めてしまった。こうなってしまうと、冷めた薄いつけ汁で、コシのない柔らかい麺を食べることになる。とても厳しい。

なお、辛いのが好みの場合は、注文時に申し出ることによって無料で辛油を入れてもらえる。辛油はピリリと直接的な辛さがくる。つけ汁の表面に浮かぶので、食べはじめの頃は面白い。しかし麺を特盛にしたため、半分も食べ終わらないうちに辛油は麺に絡みとられ、後半には辛油は全く感じられない。直接的な辛さのためそれほど辛味を楽しめないが、それでも残念であることには変わりない

しかしポットで割りスープをもらえるのはいい。魚介系の出汁だ。自分で味を調整しながらスープ割ができる。冷めたつけ汁が温かい魚介系出汁で復活する。とても素晴らしい。元々の味わいが優しいつけ汁なので、苦もなく飲み干せてしまう。

なお、具は角切りチャーシュー、メンマ、白ネギで、全て最初からつけ汁に入れられている。

調味料

卓上の調味料は、唐辛子、ラー油、酢、醤油、コショウ、ソースだ。欲しいものは一通り揃っている。しかし小壷に入った唐辛子と茶葉を炒めたようなものは何だろう。辛味と苦味がある。

めん処翔のつけ麺は高田馬場・早稲田界隈のなかで特別な位置にある。好みではないが、麺もつけ汁も独特であることは確かである。

訪問履歴

  1. 2009年07月20日つけ麺大盛
  2. 2009年12月06日つけ麺特盛(辛油)

2013年1月中華らーめん

めん処 翔の中華らーめん

2013年1月にめん処翔で中華らーめんを食べた。680円だ。

メニュー

品名価格
つけ麺750円
特製つけ麺900円
秘伝辛いつけ麺800円
味噌つけ麺800円
醤油らーめん700円
塩らーめん750円
黒とんこつ700円
白とんこつ700円
背油そば620円
品名価格
大盛(麺)100円
白ご飯180円
半ご飯80円
チャーマヨ丼300円
チャーシュー増270円
ゴマもやし150円
味付玉子100円
白ゴマ葱200円
辛い赤葱200円
厳選岩のり250円
メンマ150円
ザーサイ150円
大きな餃子(4ヶ)500円
大きな餃子(2ヶ)250円
大きな焼売(4ヶ)500円
大きな焼売(2ヶ)250円

営業時間

11:00から22:00まで。

住所

新宿区西早稲田1-13-5早稲田ビル1F

新目白通り沿いで都電早稲田駅から東へ直ぐ。

参考

麺屋宗(Joker)

麺屋宗

店外観

宗で焙煎旨塩そば大盛を食べた。750円だ。普通も大盛も同じ値段である。

麺は細麺。具は炙りチャーシュー、穂先メンマ、水菜、糸唐辛子、揚げエシャロット。美味い。量が少ない。

Joker

2009年9月28日に創業したラーメン屋である。麺屋宗が月曜日と火曜日の夜だけJokerとして営業しているのだ。

2009年11月24日である。高田馬場は太麺堂で大いに盛り上がっている。休日には100人以上の行列になる。12月30日までの期間限定営業で、馬場口交差点南西角のつけめん朝日の跡地で開店している。行列は明治通りに沿って南へと並ぶ。麺屋宗の前まで行列だ。

Jokerを思い出す。太麺堂のようにもっと話題になってもいいのに、どうやら残念な結果となってしまっているようだ。

つけ麺

そんなJokerで醤油つけ麺大盛を食べた。780円だ。普通300gも大盛450gも同じ値段である。

麺屋宗が「あっさり・塩」だとすればJokerは「コッテリ・醤油」がコンセプトらしい。麺屋宗の焙煎旨塩そばは、喰い足りんという記憶しかもはやのこっておらず、今回に期待がかかる。しかもJokerは二郎インスパイア系との噂も聞いている。期待は高まる。

つけ麺

麺は、低加水率の太縮れ麺だ。低加水というのはJokerの謳い文句なのだが、ほどほどのようだ。口当たりも悪くなくプルンプルンとしており、モチモチとした食べ応えもある。ゴワゴワ感は全くない。悪くない。むしろ美味い。大盛450gをあっという間に平らげる。しかし450gは茹で上がり後の重さではなかろうか。物足りない。

つけ麺

つけ汁は、背脂たっぷりの醤油ダレだ。見た目よりもあっさりしている。出汁が薄い。コッテリとは言い難い。当然ながら濃厚さのかけらもない。背脂がつけ汁から浮いた存在となってしまっている。どこか上品なのだ。表面的な醤油の風味が際立ち、深みがないのが残念だ。物足りない。そして何よりも残念だったのが、器がアツアツなのに対して、肝心のつけ汁は最初から冷めつつある状態だったことだ。何かが間違っている。

具は、麺のうえにたっぷりのモヤシと、つけ汁に沈められたチャーシューが主で、彩りの糸唐辛子などが少々。二郎が念頭に置かれてしまっている。ジャンクな豪快さに乏しい。湯通ししたモヤシはシャキシャキしており歯ごたえがよく、チャーシューはつけ汁にとろけず肉を食べていると感じさせてくれる。が、やっぱり物足りない。絶対的な量が期待値よりも少ないのだ。

もっと濃厚で胃袋に捻じ込むようなパンチが欲しかった。どこか物足りない。腹ペコすぎたのかもしれない。もしくは相性があまりよくないのかもしれない。麺屋宗はもちろんJokerもどこか客層として女性を意識しているのかもしれない。残念だ。

訪問履歴

  1. 2009年07月26日焙煎旨塩そば大盛@麺屋宗
  2. 2009年11月24日醤油つけ麺大盛@Joker

Jokerメニュー

品名価格
うま醤油そば750円
うま醤油味玉そば850円
焼餃子・しそ餃子300円
エビ餃子400円
餃子三種盛り900円
ビール・酒500円

2009年11月現在でメニューにはつけ麺等が追加されている。

営業時間

麺屋宗としては、11:30から15:00、17:00から23:00まで。定休日は第二日曜日。

Jokerとしては、月、火曜日の17:00から23:00まで。

住所

新宿区高田馬場1-4-21サンパークマンション高田馬場B102

明治通り沿い西側で馬場口交差点から南へ直ぐ。北隣は成都。

参考

やすべえ

店外観

1945年創業の製麺所が2002年4月21日に高田馬場でやすべえを開店した。店名は高田馬場の決闘で有名な堀部安兵衛に由来する。

店舗の外観と内装は女性客からも拒まれない造り。男性客からは麺量が支持される。渋谷店、新宿店、池袋店では行列のある可能性が高い。高田馬場店は比較的空いているので穴場だ。

らーめんもあるが、元来はつけ麺専門店である。

麺量が同じ価格で並盛り(220g)、中盛り(330g)、大盛り(440g)から選べる。この量で720円はお勧めだ。

つけ汁は甘いことで有名。野菜の「旨み」、肉の「コク」、魚の「ダシ」が融合した秘伝醤油ダレ*のつけ汁とのことだ。基本的には魚介系出汁で割った醤油ダレで、砂糖の甘味が際立っているつけ汁なのではないだろうか。ラー油を混ぜた辛味もしくは辛味ダブルにすれば甘さを緩和してくれるのではないかと思う。それでも確かに甘味は感じるのだが。

卓上には、刻みタマネギ、削り節、コショウ、酢がある。刻みタマネギと削り節の使い勝手がよい。大量の麺を具と一緒に食べる。先に具がなくなる。刻みタマネギはその後に投入する。麺だけ食べる淋しさを感じずにすむ。思いっきり投入しよう。また、大量の麺を食べているうちにつけ汁が薄まる。削り節を投入する。薄まったつけ汁が変化する。元の濃さに戻るのではなく風味が変わる。好みの味を探しながら投入しよう。

訪問履歴

  1. 2009年08月30日辛味ダブルつけ麺大盛

営業時間

11:00から21:00まで。売切仕舞。

住所

新宿区高田馬場1-22-7

早稲田駅からBIGBOX脇の坂道より一つ東側の裏道を登った左側。

参考

けいすけ

2005年6月初代けいすけを創業。店主は竹田敬介氏。

2006年7月10日二代目海老そばけいすけを開店。

店構えが目立たない。メディアに露出する回数が多いため、ふらりと入店する客よりも「けいすけ」として意識して入店する客のほうが圧倒的に多そう。

器が斜めに傾いている。香りを最大限に楽しんでもらえるよう*球体を斜めにカットしたような形の器*が考案された。レンゲが大きい。

女性客にも拒まれないことを意識している。が、実は男性客向けの大盛0円+ライス0円サービスもある。

そんなけいすけで海老そば+大盛+ライスを食べた。海老そば750円+大盛0円+ライス0円だ。

スープだ。油は感じるがあっさりとしている。醤油ダレに海老の出汁のはずだ。甘エビの頭を炒めて豚骨、鶏がらと煮込んだ出汁に白醤油ダレのはずだ。海老か海老ではない別の何かを感じる。強烈に海老を感じることはなかった。後味にかっぱえびせんを感じたような気もする。決して悪くはない。むしろ美味い。

麺は縮れた細麺、具は鶏チャーシュー、海老ワンタン、山くらげ、ネギ、京水菜、糸唐辛子、柚子皮だ。鶏チャーシューと海老ワンタンは美味い。山くらげはメンマの代わりである。食感が似ている。香りが強い。

メディアに登場するばかりで見た目だけの店かと予想していた。結論は、それほど悪くなかった。味だけみれば癖になるほど強烈な印象は残さないので、積極的にもう一度足を運びたいとは思わないが、何かの折にまた立ち寄ってもいいとは感じる店だった。

訪問履歴

  1. 2009年08月26日海老そば@二代目海老そばけいすけ

系列店

営業時間

11:00から24:00まで。日曜日、祝日11:00から23:00まで。無休。

住所

新宿区高田馬場2-14-3三桂ビル1F

早稲田通り沿い北側で高田馬場駅早稲田口から徒歩数分。

参考

渡なべ

店外観

渡なべで麻辣すぎるつけめんを食べる。800円だ。渡辺樹庵氏の店だ。

つけ汁は真っ赤である。辛い。汗が滴る。美味い。メンマが極太だ。今まで食べたメンマの中で最大だった。

量が少ない。あっという間に食べ終わる。麻も辣ももっと味わいたい。勢いあまってスープ割をせずにつけ汁を飲んでしまう。丼の底にスパイスのかけらが大量に残った。これが美味さの結晶なんだ。納得である。

もっと食べたかった。大盛にしたらプラス150円で、950円。高い。躊躇う。しかし食べたりない。

脇道にある店である。知らないと店に辿り着く可能性は低い。店構えは小料理屋風である。ラーメン屋の店構えではない。店内の照明は薄暗い。BGMはジャズらしい。

雰囲気にのまれた。いつのまにか味の探求者にされてしまった。そして確かに美味いのだ。しかし違う。美味いつけ麺を満腹になるまで食べたいのだ。つけ麺で950円ならば満腹でなければならないのだ。その予感が到来しなかった。たとえ大盛にしても満腹にはならないだろうと思えてしまったのだ。

計算された店である。だからこそ駄々をこねたくなる。800円で満腹感も味あわせてほしい。

訪問履歴

  1. 2009年07月20日麻辣すぎるつけめん

営業時間

11:00から20:00まで。売切仕舞。無休。

住所

新宿区高田馬場2-1-4

早稲田通りから脇道を北に曲がり右手。

参考

なんつッ亭

なんつッ亭は神奈川県秦野市発祥の熊本ラーメン店だ。マー油が特徴である。

ラーメン

訪問履歴

  1. 2009年12月12日ら~めん@なんつッ亭 池袋店

営業時間

11:00から23:00まで。ラストオーダーは23:00。年中無休。

住所

豊島区西池袋1-43-9 アミューズ池袋1F

トキワ通り沿い南側で、池袋大橋から西へ直ぐ。

参考

ラーメン二郎 高田馬場店

2002年5月創業。2010年1月6日に現在地に移転。

営業時間は11:00から15:00までと短いうえに、麺が売り切れたら早仕舞いとなる。また、日曜日、祝日以外に木曜日も休日となっている。

営業時間

11:00から15:00まで。麺切れ終了。休日は木曜日、日曜日、祝日。

住所

豊島区高田3-17-8

参考

ラーメン二郎 - Wikipedia
ラーメン二郎の解説。
ラーメン二郎系|東京のラーメン店の系統・系列|らーめん自由区
ラーメン二郎の解説。
ラーメン二郎 PC店
ラーメン二郎の各店舗紹介。老舗サイト。
ラーメン二郎の旅
ラーメン二郎の各店舗紹介。オープン月が一覧できる。
ラーメン二郎 『ニンニク入れますか。』
ラーメン二郎専用掲示板。
ラーメン二郎ブログ
ラーメン二郎の食べ歩き記録。
初心者のためのラーメン二郎の食べ方 | nanapi [ナナピ]
ラーメン二郎初訪者へのラーメン二郎のルール解説。
暇人\(^o^)/速報 : ラーメン二郎に行ってみたいんだがシステムがわからないのでとりあえず - ライブドアブログ
ラーメン二郎初訪者へのラーメン二郎のルール解説。
GoogleMapでラーメン二郎
ラーメン二郎の店舗地図。

玄流宗家 道元

店舗外観

2009年8月2日創業。田中玄氏(経歴)の店。

オーガニック・ラーメンとは有機栽培の食材だけで調理したラーメンのことだろう。

鳥取県の大山黒牛、島根県の森田醤油など山陰地方の食材を使用したラーメンを販売している。

生産者支援がテーマのようだ。

店舗

営業時間

11:00から23:00頃まで。スープがなくなり次第終了。

住所

新宿区高田馬場4-10-14 IMAビル1F

参考

らぁ麺やったる

らぁ麺やったる

支那らーめん五坪

支那らーめん五坪

大王ラーメン

大王ラーメン

麺屋 哲

麺屋 哲

麺屋立葵

麺屋立葵

つけめん 勝

つけめん勝

つけ蕎麦 安土 高田馬場店

つけ蕎麦安土高田馬場店

つけめん 勝

つけめん勝

らーめん よし丸

よし丸

末廣ラーメン本舗 高田馬場店

末廣ラーメン本舗

不知火

不知火

麺友 一誠

不知火

三昇らーめん

三昇らーめん

三昇らーめんは、江戸川橋のラーメン屋である。

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作者:馬場飯