高田馬場・早稲田の焼肉(しょうじろう,ホドリ) - 高田馬場B級グルメ

焼肉 ホドリ

ホドリ外観 地下鉄東西線で早稲田駅下車だ。3aから地上に出る。目の前に歩道橋があるので横断する。横断したら道路の反対側を直ぐに左に曲がる。数件先の右手がホドリだ。

赤レンガ造りの建物にチラシがペタペタと無造作に貼られている。店内の様子も窺うのが難しい。入店するには躊躇させられる店だ。

近寄って店外に掲示された貼り紙を確認していく。

「5時までランチ!」とある。素晴らしい。

「ランチ 大盛ライス サービス」だそうだ。素敵だ。

「疲れたら肉でしょう!焼肉はヘルシー。」らしい。はい、きっとヘルシーです。

メニュー(マツリ定食) そして、トドメを刺されたのが「かるび250g おすすめです!! 840円」だった。マツリランチというらしい。

恐る恐る入店する。店主は白髪に白ヒゲを蓄えたご老人だった。

店外同様に店内もどこか雑然としていた。薄暗い。テレビでは地上波が流されている。場末の客の来ない喫茶店の雰囲気だ。

地下は広くて2~30人の宴会のできる感じ*らしいのだが、その地下に降りる階段が見当たらない。謎めいている。ますます良い雰囲気だ。

注文する。すると2、3分後にはコンロに火が入れられ、目の前にマツリ定食が並べられていた。

マツリ定食 2011年6月12日にホドリでマツリ定食を食べた。840円だ。

マツリ定食は、カルビ250g+ライス+サラダ+キムチ+スープだ。ライスは大盛でも無料だ。今回は大盛りにしてもらった。

サラダ、キムチ、遅れて出てきたスープはそれなりのものだが、あるとないとではやはり大違いだ。

しかし、どうして「マツリ」定食なのだろう。カルビ定食ではない。「カルビが250gで840円だ。安い。祭りだ!」ということだろうか。

確かに安い。

そして量がある。本当に250gはありそうだ。ライスの大盛も立派なものである。

マツリ定食のカルビ 焼肉は1年に1度だけ食べるか食べないかだ。肉の質なんて分からない。分かるのは肉の量と価格だけだ。肉の量が250gもあるのに、定食になって840円はとても素晴らしい。

カルビはあらかじめタレに浸されていた。店外の写真とは違うが、よくある話かもしれない。

カルビが厚い。柔らかい。少しスジが気になることはあったが、概ね良好だ。そして何よりも量が多い。ライスを大盛りにしてもらったにもかかわらず、カルビが余った。とにかく焼肉を思う存分に食べているという気になる。

松屋の牛焼肉定食を思い出す。貧相だった。ウェブで調べるとカルビ焼肉定食は少しマシらしい。それでも肉の量は少ないようだ。680円もする。肉の量を2倍にするWサイズは980円になる。これではマツリ定食の840円よりも高くなってしまう。しかも肉の量はまだマツリ定食のほうが圧倒的に多いのではないだろうか。

松屋でカルビ焼肉定食を食べるくらいならば、ホドリでマツリ定食を食べたほうが幸せになれそうだ。

ちなみに早稲田なら超老舗のホドリが激安(老店長が道楽でやっているため)で美味*との声を見つけた。長生きしていただき、ぜひ永遠に焼肉道楽を続けていただきたいものだ。

営業時間

11:00から24:00まで。無休。

住所

新宿区馬場下町61

早稲田駅から地上に出て直ぐ。

参考

黒毛和牛工房 しょうじろう

しょうじろう外観

創業は1990年代で、12月に店をオープンさせたようだ。

営業時間

17:00から24:00まで。定休日は月曜日。

住所

新宿区高田馬場1-17-10

早稲田通りから脇道を南に曲がり左手。

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作者:馬場飯