善の家 - 江戸川橋の中華料理屋

善の家の紹介

善の家の店舗外観

善の家[よしのや]は、江戸川橋の中華料理店である。

店主一人で全てが切り盛りされている。言動には一切の無駄がない。見事というほかない。必要最小限の確認と気遣いで、客に不快感を覚えさせることなく、店舗が運営されている。むしろ感動する。とても気持ちがいいのだ。

店舗

営業時間

(多分)11:30から21:00まで。定休日は(多分)日曜日。

住所

文京区関口1-9-13

善の家のメニュー(価格)

麺類価格
ラーメン400円
ワンタン
ワンタン麺500円
たん麺
もやしそば
にらそば550円
みそラーメン
焼そば
五目そば600円
かた焼そば
飯類価格
玉子丼500円
チャーハン550円
カレーライス
チキンライス
中華丼
焼肉ライス600円
親子丼
オムライス650円
カツ丼
カツカレー700円
ライス200円
一品料理価格
おしんこ200円
目玉焼250円
冷奴
ぎょうざ350円
野菜炒め
ハムエッグ
オムレツ
にら炒め400円
串カツ500円
ハンバーグ600円
スープ価格
とん汁300円
野菜スープ
玉子スープ350円
飲み物価格
ビール小350円
ビール大500円
お酒300円
ウーロンハイ
レモンサワー
焼酎水割り

善の家のサービス品(価格)

善の家ではサービス品として、半チャーハンラーメン650円、タンメン450円、ラーメン350円が販売されている。

善の家の魅力は麺類が安いことである。タンメンとラーメンは、その低価格からさらに50円が値引きされてしまうのだ。

善の家で最も魅力的なメニューは、タンメン450円とラーメン350円で間違いない。量に不安を感じるならば+50円で大盛にできる。

善の家への訪問履歴

2013年3月ラーメン

善の家のラーメン

2013年3月に江戸川橋の善の家でラーメンを食べた。

350円である。メニューには400円とある。しかし、店頭入口には常にサービス品としてラーメン350円の貼紙がある。なんと善の家ではラーメンが常に350円で販売されているのだ。

麺は中細のストレート麺で加水率がやや低めである。優しい味である。悪くない。むしろスープとの相性で、これはこれで良い。

スープは醤油ダレの透き通ったスープだ。バランス重視でカエシが際立っているわけでもなく、出汁が前面に出ているわけでもない。悪くない。

具はチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギにワカメだ。チャーシュは小ぶりのが1枚で、脂身の柔らかさよりも赤身の歯応えが楽しめる。善の家のラーメンのような、昔ながらの中華そばにはナルトは嬉しい。彩りとして鮮やかだし、丼にナルトの「の」の字があるだけで、懐かしさのスイッチが入る。ただしワカメはやっぱり海苔のほうがより良い。味覚の問題ではなく、あくまでも雰囲気の問題だ。

あらためて350円という価格を考えれば、麺もスープも素晴らしい。このラーメンのためにわざわざ遠距離から江戸川橋まで訪問する価値はないけれども、江戸川橋でラーメンを食べたくなったときには、善の家のラーメンは選択肢の一つとして必ず思い出されてしかるべき一品である。江戸川橋で最安価格のラーメンだ。別の店でラーメンを注文するときには常に脳裏をよぎることになるだろう。そして、きっと反省するのだ。こんなことならば善の家でラーメンを食べておけば良かったと。

2013年4月タンメン大盛

善の家のタンメン大盛

2013年4月に江戸川橋の善の家でタンメン大盛を食べた。

タンメン450円、大盛+50円の500円である。メニューには、たん麺が500円とある。しかし、店頭入口には常にサービス品としてタンメン450円の貼紙がある。なんと善の家ではタンメンが常に450円で販売されているのだ。

麺は中細のストレート麺で加水率がやや低めである。優しい味である。悪くない。しかし、大盛にしたところ、とても量が多い。大盛は半玉増量ではなく、二玉に違いない。タンメン450円という低価格なのにもかかわらず、+50円で一玉増量というのは驚きだ。

スープは出汁の効きがやや薄めで淡白な味わいだ。最初から卓上調味料を追加したほうがいいかもしれない。途中で酢を加えたのだけれども、麺を大盛にした場合は食べ飽きないように、淡白な味を補って最初から胡椒を多めにかけたり、タンメンとは別な一品になっても構わないならば醤油を加えてしまうのも良いかもしれない。そして、麺を半分ほど食べ切ったら酢を追加して味の変化を愉しむといった具合である。

具はたっぷりの野菜である。キャベツとモヤシが大半で、少量のニンジンが加わる。

450円という価格を考えれば、素晴らしいタンメンである。しかし、早稲田にも稲穂のタンメン450円がある。善の家は稲穂よりも麺が美味くて具もたっぷりであるが、スープと具は善の家よりも稲穂のほうが美味い。総合的に比較すると、残念ながら稲穂のほうが美味いのだ。善の家のタンメンは素晴らしいが、稲穂のタンメンはそれよりもさらに少しだけ素晴らしかったりするのだ。

善の家では+50円の大盛の素晴らしさが実感できたので、善の家で最も満足できるメニューはラーメン350円、大盛+50円なのではないかと考えている。

2013年4月ラーメン

善の家のラーメン

2013年4月に江戸川橋の善の家でラーメンを食べた。

350円である。メニューには400円とある。しかし、店頭入口には常にサービス品としてラーメン350円の貼紙がある。なんと善の家ではラーメンが常に350円で販売されているのだ。

タンメン大盛を食べて、善の家の大盛+50円の素晴らしさを実感した。善の家で最も満足できるメニューはラーメン350円、大盛+50円のはずである。なぜラーメン大盛を注文しないのか。腹の減り具合の問題である。江戸川橋でかなり腹が減った状態でラーメンが食べたくなった場合は、善の家でラーメン大盛を注文するのがきっと間違いない最良の選択肢だ。しかし、江戸川橋で普通に腹が減った状態でラーメンが食べたくなった場合でも、善の家のラーメンのほかに、より良い選択肢が思いつかなかったのである。江戸川橋で善の家のラーメン350円の魅力はかなり偉大だ。

麺は中細のストレート麺で加水率がやや低めである。優しい味である。悪くない。むしろスープとの相性で、これはこれで良い。

スープは醤油ダレの透き通ったスープだ。バランス重視でカエシが際立っているわけでもなく、出汁が前面に出ているわけでもない。悪くない。

具はチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギにワカメだ。チャーシュは小ぶりのが1枚で、脂身の柔らかさよりも赤身の歯応えが楽しめる。善の家のラーメンのような、昔ながらの中華そばにはナルトは嬉しい。彩りとして鮮やかだし、丼にナルトの「の」の字があるだけで、懐かしさのスイッチが入る。ただしワカメはやっぱり海苔のほうがより良い。味覚の問題ではなく、あくまでも雰囲気の問題だ。

あらためて350円という価格を考えれば、麺もスープも素晴らしい。このラーメンのためにわざわざ遠距離から江戸川橋まで訪問する価値はないけれども、江戸川橋でラーメンを食べたくなったときには、善の家のラーメンは選択肢の一つとして必ず思い出されてしかるべき一品である。江戸川橋で最安価格のラーメンだ。別の店でラーメンを注文するときには常に脳裏をよぎることになるだろう。そして、きっと反省するのだ。こんなことならば善の家でラーメンを食べておけば良かったと。

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作者:馬場飯